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ユキ
2025-11-01 21:36:37
7513文字
Public
🌲🎏
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杉鯉小ネタ詰め合わせ
ふせったーや🦋のツリーに投げていた小ネタ詰め合わせ
いかがわしい雰囲気のものにはパスワードを付けてます
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『バレンタイン』
🎏が持つ紙袋から溢れそうなチョコをジト目で見て、モテモテでいいねぇ、と嫌味っぽく言う🌲になんだ僻みか?と煽る🎏
別にそんなんじゃねぇし...と唇をとがらせてそっぽを向く🌲に呆れた目を向けた🎏がポケットを
ゴソゴソと探る
ん、と目の前に突き出された🎏の手には冬限定のチョコのスティックパック
「私は優しいからな、ひとつも貰えなかったかわいそうな杉元にこれをやろう」
ふふんと笑う顔に少しイラッとしながらも目の前に差し出されたチョコを受け取る
最近よく持ち歩いてたのは知ってたからもしかしたら、とは思っていたけれど
「
……
ありがとね」
「...なんだやけに素直だな」
そんなにチョコが欲しかったのか、と生温い目で見てくる🎏にうるせ、と小さく言って足早になる🌲を三倍にして返せよ、と少し笑って言いながら🎏が追いかける
家に帰って貰ったチョコをよく見ると中身は減っていないようだが周りのビニールは取られていた
あけくちを引き出して取り出した赤い包みを開いて中身を口に入れる
前食べた時よりも美味しい気がする甘酸っぱいいちご味に顔がゆるむ
これが恋の味...?なんて、そんな浮かれきった考えが頭をよぎって真っ赤になった顔を抑えてゴロゴロと床を転がる
「
……
一個ずつ食べよ」
結構無理矢理だったけど、初めて貰った好きな人からのチョコをそっと机の上に置いた
数日後
「んー?あれ?なんかひっかかってる?」
数個食べて軽くなった箱の奥の方にまだ残っているチョコがなかなか出てこない
逆さにして振ってみると、コツン、と手にちょっと重い感触が落ちてきた
中から出てきたのは今までの赤い包みとは違う金色の包装に白い紙が巻かれているもの
その白い紙に書かれていたのは
『本命』の二文字
「
………………
はぁ?!」
🎏視点
「
……
おはよ」
朝っぱらから物騒な顔でこちらを睨みつけてくる男にやっとか、と思わず笑ってしまう
私が少し前からよく食べるようにしていたチョコをチラチラ確認していたのも
ひとつも貰えなかった、と言っていた🌲が好きな人がいるから、とチョコを断っていたのも
あいつが私のことが好きなのも
全部全部知っている
「🌲元」
「
……
んだよ」
「お返し、楽しみにしてる」
にっこりと多分あいつが一番好きな顔で笑ってやると、悔しそうにしながら、首洗って待ってろ、と随分物騒な言葉を返されて声を上げて笑ってしまった
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