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usagipai
2025-10-07 16:33:54
3352文字
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3
八パル
「なんだ? パル
……
最近、あんまり食べてないじゃないか。体調でも悪いのか?」
大食いで知られていた彼女が、ここ数日めっきり食事の量を減らしていた。
さすがに心配になって声をかけると、パルは箸を止め、視線を泳がせながら小さく唇を噛む。
「うっ
……
なんもないよ!! サーフィのご飯が嫌になったとかじゃなくて
……
その、ちょっとだけ
……
」
言い淀む声に、サーフィは眉をひそめた。
「なんだよ、隠しごとか?」
冗談めかして笑いながらも、その目は本気の心配を滲ませる。
「
……
ナンデモナイヨ
……
」
パルはぷいっと横を向いたが、耳の先まで赤く染まっているのをサーフィは見逃さなかった。
「まったく。俺とお前の仲だろ、そんな顔されたら放っとけねぇよ」
そう言って、優しく皿を差し出す。
その不器用な優しさに、パルは小さく息を吐いて──
「
……
ありがと
…
実はね
…………
」
ポツポツと、ため込んでいた悩みを話し始めた
どうやら最近付き合い始めた、八彦というカミツオロチの彼に「大食い」だということを隠していたらしい
「
……
だから、ちょっと控えようって思って、女の子がそんなに食べるなんて引かれるかもって
……
」
俯いたまま小さく笑うパルに、サーフィは目を細めた
「お前そんなことで無理してどうすんだよ」
「だって
……
八彦さん
…
すごく優しくて
……
嫌われたくないよぅ
……
」
その素直すぎる言葉に、サーフィは苦笑いを浮かべる
「
……
ったく、そいつ、お前のこと気に入ってんなら、食う姿ごと好きになるさ」
「そう
……
かな
……
」
「そうだって、俺だって最初、お前の食べっぷり見て『こりゃ負けたな』って思ったぐらいだ」
パルは顔を上げ、ぽかんとサーフィを見た。
そして、ふっと笑って
――
「
……
サーフィって、そういうとこ、ずるいよね」
その笑顔に、サーフィは少しだけ照れくさそうに視線を逸らした。
「ずるくて結構、ほら、冷める前に食べろよ、お前の好きなとこ、俺は知ってんだから」
パルは頬をほんのり染めながら、箸を取った
オマケ
「かわいいカジッチュのストラップぬいあったから八彦さんとお揃いで買って、この前プレゼントしたんだけど
…
なんかぎこちなかった気がする!!!!え!!嫌われちゃったのかな(泣)」
「あー
…………………
(本当のこと言ったら
………………
ぜってぇ
………
別の意味で騒ぐな
…………
嘘も言いたくねぇな🙄)」
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