usagipai
2025-10-03 14:44:44
2039文字
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No title




「はいはい、よーくわかったよ。ラフィーネがロリコンだってことを」

「なっ……どうしてそうなるッッ!」

「えー? だってそうだろ? あの小さい子のことが気になって仕方ないんじゃないの?」
ウィスペルは唇の端を吊り上げ、楽しげに言葉を転がす。

……
ラフィーネは何も返さず、ただ目を逸らした。

「おやおや、図星かな?」
ウィスペルが小声で笑う、だが次の瞬間、その声音は冷ややかに沈んだ。

「けど気をつけなよ、僕たちはまだ“あのクソ組織”に追われる身だ
ましてやその子小さいんだろXXSの希少なパーモットとして捕まる可能性は充分にある」

……ッッ」
ラフィーネの胸が鋭く痛む。過去の鎖が、脳裏で音を立てて軋む

「君が誰かを守ろうとするのは勝手だ、でも――本気で守るつもりなら、現実から目を逸らすな」

……わかってる」
短く吐き出したその声は、夜気に溶けるほど低く沈んでいた。