sousakuyamamusume
2025-09-27 23:00:39
996文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

織姫と彦星

悪アリ 二人とも壊れかけている


 ロケットが落ちる中思い出したのは、アリシアの顔。
 もう、2年も会ってない。きっとあの子は沢山泣いた、俺のせいで泣かせた。そんな俺が走馬燈でおめぇさんを見るのがこれで2回目だぎゃ。
「笑いぐさだな。はは、はははっ、はははは……
 死ぬ前に一目会いたかった。
 会う資格なんざない、そりゃわかっとる。
 わかっとるが、それでも、俺は
 俺は、おめぇさんが好きだったんだ、アリシア。
 今頃俺のことなんか忘れて、幸せにいきてっかな
 なら、ええか
 そんなら、それで――
……死んどらん。」
 どうも俺ぁ、死神に嫌われているらしい。