sousakuyamamusume
2025-09-23 20:32:59
1146文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

悪魔の目にも涙

悪アリ


「すこし、寝たら?」
「だめだ。」
 まだ、まだだめだ。
 魂の定着具合の測定、人工血管の状態確認、それからアリシアの高次脳機能の測定に、まだ、まだやることがぎょうさんある。
「えい」
「のわっ……ちょ危ないことすんなって、というかおめぇ3週間も寝てたんだから無理しなさるなよ。」
「その『3週間も寝てた』細身の女に引き倒される今の貴方の状態、わかってる?」
 あー
 それは、アリシア
「それ言うんはずるい。」
「ずるくて結構。私も貴方の助手らしくなったかしら。」
「ああ。……ごめんな、アリシア……ごめん、ごめん……
 今だけでええ、今だけでええから
 悪魔博士としてじゃなくて、アクマ・ユメノアールとして
 ……ちょっとだけ、泣かせてな