羽矢海
2025-09-20 20:04:20
2585文字
Public
 
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向こう側への扉

あなたの目の前には、1冊の本がある。

彼女ユウユウユウユウユウユウあなたの目の前には、1冊の本がある。タイトルは「向こう側への扉」。何故この本を手に取っているか、その理由はあなたにしかわからない。
その表紙は、たった1色に染められたシンプルな装丁だった。しかし、不思議と、その色が何色かは、あなたには認識できない。

「その表紙を捲って、前へ進んで」

誰かがあなたに指示している。誰なのか、それはあなたにしかわからない。
ともかくあなたは、この表紙を捲らなくてはならない。この本を、手に取ってしまったのだから。


さあ、怖がらず、表紙を捲って。
そして、前へ進んで。

安心して。その先は、恐ろしい世界ではないのだから。

その物語のハッピーエンドは、あなた自身がつくり上げるものだから。


▷表紙を捲る 2≫