保科
2025-09-20 11:21:09
1510文字
Public スタレ
 

八月泡沫の夢なんて!

謎時空アグサフェ 会話のみ ね〜〜海に行ってくれ……
これの続き https://privatter.me/page/68cbc43423da7

……結局来ちゃったよ、海……
暑い……サングラス邪魔……ネコちゃんには厳しすぎる……
――ああ……!本当に来てくれたのですね、セファリア」
「げ。
……何、わざわざ挨拶なんて、ご足労なことだね裁縫女。
そりゃあね?水着まで用意してもらってんのに来ないわけ、に、は――
「ふふ、そうつれないことを言わないで……セファリア?
惚けてどうかしましたか?」
――……んんっ、何でもない。
ま、そーゆーわけだけど、水はキライだから!あんたは精々好きに泳ぎなよ。あたしは適当に暇つぶしてるからさ〜」
「勿論、貴女の水嫌いは知っています――それでも尚、こうして交流の場に足を運んでくれた、その気遣いに心からの感謝を」
………おべっか使っちゃって」
「ええ、セファリア」
「はいはい何、」
「水着、よく似合っていますよ。
やはり貴女には、身軽で靭やかな衣装が映えますね」
……、っ、そ、そりゃ、ドウモ……
……てか、あんたが坊やづてに用意したモンだし……似合うとか似合わないとか議論する段階じゃ……
「ふふ、素直じゃありませんね。
……………
……?何……?まだなんか用?」
「ああ、と。
……その。ところで……貴女の目から見て、私の衣装は、如何でしょうか。意見を、伺えればと」
――いかが」
「え、ええ。
その、こちらの水着は師匠の意見も取り入れまして」
「はあ」
「私としましても、ブランドを代表する程度には自信作、といいますか――
「へえ」
……セファリア、応答が随分と緩慢では……?」
「うえ?……あー……ご、ごめん。
いやさ、そんな当たり前のこと、聞かれるなんて思わなかったから……ちょっと吃驚して」
……それほど、当たり前でしょうか?」
「はあ?そりゃそーでしょ。
そもそも『アグライア』とかいう一級品の浪漫モネータが、かの金織様の自信作を纏った時点で、このオンパロスで一番美しいことは疑いようがない。
綺麗だよ。
それ、態々人に聞くようなことじゃないって。天空エーグルは青いですか?って聞かれたって、誰もが『はい』としか言えないじゃん」
…………………………
……ちょっと、聞いてる?」
「聞いて……はい、聞いています。いますとも」
「アグライアそれあたしじゃなくて浮き輪」
「え。
……オホン。失礼しました。
その……どうやら貴女のお眼鏡に適ったようで、安心しまして」
「え〜?にゃはは、なにそれ。あたしのご意見なんか気にしてどうすんのさ。些末でしょ」
「いえ、重要です」
……そ、そう?」
「民会であれば1000票に相当します」
「ヤバい重たいって……絶対そんなんじゃない……
「ふふ、そうでしょうか?
それでも……貴女にも、私の纏う水着のデザインを気に入っていただけたことは、とても喜ばしいです」
「はいはい……え?」
「?」
「あ、あー……うーん……その理解になるかあ……?」
「何か……?」
「いや、あたしが言ってるのは、それもだけど、それだけじゃ、なくて…………何だよ察し悪いなあ……
……
……………。オホン。
あー、アグライア、あの、あっち、海、見てて。海。ほらピカピカしてるでしょ」
……?はい。見ましたが……セファリア、何を――
……――あたしは!
『ライア』にその水着がとびきり――見惚れるくらいに似合ってるって、そういう事を言ってる!以上!」


―――
……、ああ、わざわざ『飛翔する幣』で逃げるとは……
「まったく。これでは、照れ屋の猫をまた見つけないことには、私のバカンスも始まりそうにありませんね」
…………♪」