sousakuyamamusume
2025-08-27 18:40:24
1060文字
Public ロイクさんの夢小説
 

イオウラーメン

シリアスになった


 ……私、そんなに弱くないんだけど。
 戦うための力だし、これも。
 ただちょっと割れやすい、それだけじゃない。
……無事に帰ってこなかったら許さない。」
 そもそも、故郷も無くなった私にとって、イグとロイクのいるここだけが帰る場所なんだ。
 それもなくなったら、私……
「ッ!」
 びしり、と、腕から嫌な音がした。
 嘘、湯切りしただけなのに。
……あ、ぶな……
 なんとか、ヒビだけで済んだ。
 隠さなきゃ。イグにバレたら、なんて言われるか。
 うまく動かない腕で具材を切る。
…………ぁ」
 指が切れた。
 やぶれた手袋から零れた硫黄が、店を侵食する。
 ……店、閉めなきゃ。
 そして、手袋隠して、後始末して
 ……痛い