sousakuyamamusume
2025-08-24 22:11:47
1447文字
Public アレックス先生の夢小説
 

独白

アレレイを見続けたドリーの独白


 5年経ったある日、とうとう生徒が反逆に成功した。
 『アレックス先生』は自らの領域に閉じ込められ、生徒達は歓喜に沸いた。
 ……ただ一人、レイを除いて。
「せんせ、先生、どこ、どこですか」
「レイ、アレックス先生はもう……。」
「わたし、あなたの、あなたのレイなのに。」
 虚ろな瞳で呟く彼女に、私の声は届かない。
 彼女の腕の中で、アレックス先生によく似た猫が『にゃあ』と鳴いた。
 いつの間に彼女の傍にいるようになった猫。
 もうこの際誰でもいい。
 猫の貴方でも構わない。
 レイが、心から救われますように。