和泉 小夜
2020-05-15 10:05:55
2063文字
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化け物切りと地蔵菩薩

タイトルが あまりにも 雑。 あと 漢字を 多用してます。 よろしく。


『で?何でお前は自分は良いのに俺には駄目って言うのかな?』

其方が吾に聞いて来るのか。
流石に予想外だ。

……そなたが先に、吾へ云ってきたことであろう?」
「そなたが貞に依存しても好いのであれば、」
「吾も貞に甘えて好いではないか」
「抑、吾から、そなたが貞に依存していることを咎める発言はしていない」
「そなたが吾に止めろと云うから、そなたにも止めろと云った迄であろう?」

山姥切長義の顔色が変わった。

『は?何それ。揚げ足取らないで』
『じゃあ何?お前は俺が貞に甘えるなって言わなかったら、』
『お前も、俺に、貞に依存するなって言わなかったの?』

……何故、其の様な事を聞いて来るのであろうか。

「自分が貞の厚意に甘えているのに、吾から他刃に云う訳がなかろう」
「尤も、それを不動行光や燭台切光忠に云われるなら分かるが……
「何故、そなたに云われなければならぬ。そなたとて吾と同じであろうに」

そう云うと、胸座を掴まれた。
嗚呼、面倒な事に成って終ったな。

だが、此方にも云いたい事は在る。

……嗚呼、成程。最近の貞は吾に掛かり切りだからな」
「貞が監査官殿に構わず、監査官殿は淋しいのか」
「其れ迄は監査官殿とも遊んでいたと貞から聞いた」
「嫉妬、焼餅、悋気、猜忌、羨望、憧憬……
「酷く醜いぞ、山姥切長義」