和泉 小夜
2019-12-04 11:29:50
7791文字
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20の扉

『かみさまのおはなし(https://privatter.net/p/4875765)』で「随分前に7200字で書き切っている」といった文章がコレだが、冒頭を書き足したが故に7500字を超えた文章が此方です。当時は北谷菜切が居なかったから此処には居ません。


『はい!じゃあボクから質問!』
№01.乱藤四郎。
『それはボクたち短刀に直接関係していますか?』
「Noだな。間接的に関係はしている。だが直接的な原因ではない」

『じゃあ次オレな!』
№02.後藤藤四郎。
『それは審神者が関係していますか?』
「Noだな。審神者は微塵も関係していない」

『じゃあ、次は僕です!』
№03.秋田藤四郎。
『それは、僕たちの兄弟に関係していますか?』
……粟田口・三条・貞宗・来・左文字・長船・正宗・相州に関係するか否かって質問で良いのか?」
『はい!』
「Noだな。別の刀派が関係している」
最初の嘘がこれで良いのか俺。まぁ総て嘘ではないが。
正しくは、それらも関係しているが、別の刀派も関係している。

『じゃあ次は俺ね!』
№04.信濃藤四郎。
『巫剣は関係していますか?』
「Noだな。審神者も巫剣も無関係。原因は刀剣男士だけだ」

『それじゃあ、次は僕から質問しても宜しいでしょうか?』
№05.前田藤四郎。
『お前等、とは。僕たち短刀のことを指していますか?』
「Yesだな。短刀を指している。他の刀種は無関係だ」
嘘ではない。
話の本筋から云えば無関係ではあるのだが、[お前等]という言葉は実際に短刀のみを指している。

『じゃあ次オレ!』
№06.包丁藤四郎。……藤四郎多いな。まだ残っているんだよな。数の暴力は怖い。
『それって、恋愛ですか?』
「Noだと言いたいが、他刃からは恋愛に類する感情に見えるだろうからYesで構わない」
恋愛関係、ではある。俺の感情はそんな綺麗なものではないが。

『ねぇ、次は俺が質問してもいい?』
№07.不動行光。
『先程、刀派は無関係だと言ったよね。それじゃあ元主は関係ある?』
「Noだな。それも関係は無い」
嗚呼、嘘吐き。本当は、それに関係するものじゃないか。

『次は僕が質問しても良いかな?』
№08.日向正宗。
『まぁ、確認なんだけどね。それは太鼓鐘に直接関係する恋愛話かな?』
「恐らくはYesだろうな。短刀全員が、直接的にしろ間接的にしろ関わっている」
本当に?……如何だろうな。

……次は、僕が質問していいかな。』
№09.小夜左文字。
『貴方は、何で此れに乗ってくれたの?』
「YesとNoでは答えられないと云うのが正解なんだが。まぁ特別に答えてやる」
「俺にも分からない。もしかしたら誰かに聞いて欲しかったのかも知れない」

『それでは、次は僕から質問よろしいでしょうか?』
№10.平野藤四郎。……藤四郎あと何人だ。
『他刃からは恋愛に見えると仰有いました』
『貴方自身は、その感情は恋愛ではないという自覚をお持ちなのですか?』
「Yesだな。俺は此の感情を恋愛の類ではないと思っている」