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万丈
2025-04-17 00:50:15
2855文字
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小説
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レンゲちゃん(6さい)の思い出。
【AI生成】【二次創作】【天空戦記シュラト】
レンゲが水と酒を間違えてやらかす話。
後日談→
レンゲちゃん(6さい)との思い出を語るインドラ様の話。
関連イラスト→
インドラ様とレンゲちゃん(6さい)
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サーマ歴9987年。天空殿の訓練場脇にある庭園は、朝陽に照らされてキラキラ輝いてた。
石畳の広場では、八部衆の若手神将
――
レンゲ、レイガ、ヒュウガが自主訓練の休憩中だ。汗だくの訓練着のまま、木陰のベンチに座った三人は、水筒片手に談笑してた。いつも無愛想で口数少ないレンゲが、今日はなぜかニコニコと、楽しげに昔話を切り出した。
「ねえ、レイガ、ヒュウガ
……
私が幼かった頃の話、したことあったかしら?」
レンゲの声が、普段のテンションと違い、どこかウキウキしてる。必要最低限しか喋らない彼女が目をキラキラさせて饒舌に語る姿に、ヒュウガがポカンとした。
「カテ村の巨岩兵の話だろ? インドラ様に助けられたやつ
……
レンゲ、今日はやけに楽しそうだな! どうしたんだ?」
レイガは扇をパタパタ動かして、髪をかき上げつつニヤッと笑う。
「んー、レンゲちゃん、めっちゃご機嫌ね! 何かハッピーなことでもあった? ロマンチックな思い出でも語っちゃう?」
レンゲは頬を染めて、いつもならムッとするところでクスクス笑って手を振った。
「ロマンチックだなんて、違うわよ
……
ただ、あの日のこと、急に思い出して
……
とっても大事な記憶なの。 急に話したくなっただけ」
ヒュウガは眉をひそめて、レンゲの水筒をチラ見る。
「レンゲ、その水筒
……
なんか変な匂いしないか? いつもこんなに喋らないよな」
しかしレンゲは聞かず、ベンチで身を乗り出してノリノリで続けた。
「私が6歳のとき
……
私の村で巨岩兵が復活したの
……
家が壊れて、皆逃げ惑って
……
私、留守番で一人だったのよ。巨岩兵のデカい足がドーンと空を覆って、もうダメだ! って思った瞬間
……
インドラ様が現れたの!」
声がどんどん高まり、身振り手振りで話すレンゲは完全にいつもの彼女と違った。レイガは扇を止めて、怪訝そうな顔になった。
「ちょっと、どうしたのレンゲちゃん、少し落ち着きなさいよ! ヒュウガ、あんたも思うでしょ? この子、いつもより喋りすぎ! なんかおかしいわよ!」
レイガがヒュウガに耳打ちしているあいだも、レンゲは止まらない。
「インドラ様
……
雷みたいに速かったの! 巨岩兵の拳が振り下ろされる前に、光流の弾をババーンと放って、一瞬で砕いたのよ! そんで、私をサッと抱き上げて
……
『大丈夫か? 怪我はないようだな』って仰って。あの腕、温かくて、力強くて
……
私、父を知らないけど、きっとこんな感じよねって! ずーっとその横顔見てたの!」
レンゲは夢見るように笑い、頬を両手で押さえてウットリしている。レイガは水筒を手に取って匂いを嗅いだ。
「やっぱり! これ、お酒よ! レンゲちゃん、お酒飲んじゃってる!」
ヒュウガがハッとする。
「酒? なんで水筒に? ああ、昨日の宴の準備で女官の持ってた酒と入れ替わったんだ!」
レンゲはヘラヘラ笑って、水筒を掲げた。
「え、お酒? うそ、水でしょ
……
でも、なんか気分がいいわ
……
ねえ、聞いて! そのあとの村の復興でも、インドラ様
……
とっても素敵だったの! 私、インドラ様と離れたくなくて、姉さんにわがまま言っちゃって
……
そしたら、インドラ様、ずっと抱っこしてくださったの! すごく幸せだったの!」
そのとき、背後から静かで重みのある声が響いた。
「随分と楽しそうだな」
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