大槻文藏 裕一の会 東京公演
観世能楽堂
2025年3月8日(土) 13:00開演
能「定家」
里女/式子内親王:大槻文藏
旅僧:宝生欣哉
従僧:宝生尚哉、宝生朝哉
所ノ者:野村萬斎
笛:松田弘之
小鼓:観世新九郎
大鼓:亀井広忠
狂言「隠狸」
太郎冠者:野村万作
主:野村裕基
後見:高野和憲
仕舞「女郎花」
観世三郎太
能「善界」白頭
善界坊/天狗:大槻裕一
太郎坊:齊藤信輔
比叡山飯室ノ僧正:宝生常三
従僧:舘田善博、梅村昌功
能力:野村太一郎
笛:杉信太朗
小鼓:鵜澤洋太郎
大鼓:亀井広忠
太鼓:小寺真佐人
*・*・*
昨年に引き続き、文藏先生の貴重な東京公演である「大槻文藏裕一の会」へ行ってきました。てか、今年は萬斎さんも出るのねーと思っていたら、「羽生結弦 notte stellata 2025」への出演が発表されて、日程がモロ被りだったので、何度もチラシで名前を確認しちゃったわよ😇
ダブルヘッダー自体は珍しいことではないけれど、流石に仙台→銀座→仙台の行ったり来たりはワケワカラン😇
…と思ったけど、文藏先生の「定家」が今回で舞納めだったことを後から知り(開演前にパンフ読む暇なくて😅)、あ、それは無理してでも出なきゃ駄目ですね🥹、と察すると同時に、、、
ええぇぇえぇ!?文藏先生のシテ、あんなに素晴らしかったのにぃぃぃ!?😭😭😭となりました
…。まぁ、年齢を考えると仕方ないのかもしれませんが、今後はこういう公演が増えていくのかな、と思うと一つ一つが見逃せませんね🥺
能「定家」
この演目を観るのは4回目。2時間のしっとりとした大曲故に、初見時は見事に完敗(微睡みの中へ)、2回目は引き分け(後場で覚醒)、3回目にしてようやく面白みが分かってきた!という感じでしょうか。なので、今回は満を持して文藏先生のご登場ということで、とても楽しみにしておりました🥰
まず、笛方の松田さん、大鼓の広忠さん、ワキ方の欣哉さん、こんだけ私の“好き”が揃ってたら、寝てる暇なんてないです!もう、終始お目々パッチリだった!🤣
中でも松田さんのしっとりとしたお笛が良かったです。適任!適任過ぎるっっ!✨
文藏先生の式子内親王は、定家の執着心に対する疲労を感じさせつつも品があり、能としての美しさを感じました。これまで観てきた「定家」は、式子内親王を通して定家の執着心を観ていたイメージだったけど、文藏先生の「定家」は、式子内親王そのものの心情が素直にスッとこちら側に伝わって来るような佇まいでした。これはこれで素晴らしかった🥹
そして萬斎さんのアイなんですが、その前にですね、前日に万作の会のHPにはアイが息子氏の名前になってるのが発見されて、え、もしかしてダブルヘッダーやめた?と噂になり、確かに東北新幹線が事故の影響でダイヤ変更も起きてるし、天気は❄の予報だし、残念だけど安全策取るのは当たり前かなーと思ったんですよ。アイの代わりは居ても、notteの代わりは居ないから。
だけど、当日になって能楽堂に来てみたら特に配役変更のお知らせが出ていなくて
…、え、やっぱ出るの?今、居るの??と半信半疑のまま「定家」が始まりまして、そしたら、何事も無かったかのように普通に萬斎さんが出てきたからビックリして、偶然にもお隣がフォロワーさんだったので、思わず顔を見合せてしまいました🤣🤣🤣
もー!そうやって私の心を掻き乱すんだからー!(←悪いのは誤植してたHPであって、推しではありません🤣)萬斎さんは観れないと思っていたので、ちょっと動揺してしまったけれど、広忠さんのスコーンと澄んだ大鼓の音色に呼び戻されて、なんとか観能モードに戻ることが出来ました😅💦
萬斎さんのアイは待機中から「定家」の曲の重みがビシバシ伝わってくるような真剣モードで凄かったです
…!前日に仙台でMANSAIボレロと安倍晴明を降臨させた影響か、いつも以上に神懸ってる感じがしましたが、文藏先生への想いもあったのかも🤔
長い語りは発声も素晴らしく、真横(脇正面)の最前列から観ていた私は、美声と横顔の美しさに釘付けになりました(そしてガン見し過ぎて、ちょっとだけ目が乾きました🤣)
奮発してSS席にして良かったー!😭✨笑
最近、裕基くんのアイを観る機会が多くて、裕基くんのアイはカッコイイなァと思っていたけど、久しぶりに超シリアスなアイの萬斎さんを観たら、やっぱパパン凄い!となりました。圧巻でした。終わった後、もう一回観たい(聴きたい)!となりました🥹✨
てか、なまんさいはエエなぁ🤤💕
と再確認しました(笑)
あの凄いオーラに圧倒されて、
拝見出来て良かったなァと思いました🥹✨
合間を縫って銀座に来てくれてありがとうございました🙇
ということで、ドリームチームな「定家」でした。
観れて幸せでした。
てか、終わったあとは凄い満足感でした🥹✨
このまま余韻に浸りたい気分でした✨
でも、メインディッシュを食べた後は、ちゃんとワインとデザートも堪能しなきゃね!ということで、仙台へ移動中であろう萬斎さんへ思いを馳せながら、次へ😂
狂言「隠狸」
何度か観ている好きな演目ですが、最近はこの祖父と孫の組み合わせが多くなってきました。二人の身長差が攻防してるときに良い画になるんですよね😁(太郎冠者が絶対に敵わない感じが👍)
裕基くんの主は、何もかもお見通しだぞ!という余裕が感じられて良かったです。舞台の上では、二人はプロの狂言師として対等に立てているなと感じました。
あと前回観た時に、万作さんのお声の調子が、あまりよろしくなかったので心配していましたが、この日は調子が戻っており安心しました。FC会報にも喉を痛めたと書かれており、つまり怪我ということなら、いつかは治るだろうと信じておりました。その日が早くもやってきて良かったと思いました😊
仕舞「女郎花」
先ほどが人間国宝と孫の共演だったので、ここで三郎太さんが仕舞を舞うことで、完全に若者のターンに切り替わったと思いました。まだこの能は観たことなかったかも(たぶん)。舞はとても良かったです。流石です👏✨
能「善界」白頭
裕一くんのシテを観るのはもしかして1年ぶり?でも鬼滅の刃を観てるせいか、全然そんな気しないんだよね😅
この演目は過去に何度か観ていますが、白頭ver.は初めて(たぶん)。私が以前観た時は、前シテの山伏は直面だった記憶があったので、面を着けて出てきた時はアレ?🙄と思いましたが、これも小書きの演出の一種の様です。
後シテの全身白に身を包んだ天狗は、とても神々しく立派に観え、しっかり貫禄もあって、そのオーラや佇まいを出せる裕一くんは凄いなァと改めて思いました😌
…が、最後はシテの天狗が倒されて逃げ帰っていくお話なんですよねー😅(お能あるある)
でも、地面に落ちたことを表す安座になる時の型が凄く美しくて、その場面が妙に印象に残りました。能における、やられの美学みたいな?🤔
白頭の天狗、すごくカッコ良かったので、こちらも観れて良かったです😊
あと、大鼓だけ2曲とも広忠さんだったのですが、毛色の違う演目を演じ分ける演奏技術力もさることながら、袴の色も変えておられてて、しかもピンクオレンジ寄りの暖色系とグリーン系のとても良いお色だったので、広忠さんの美的センスも素晴らしいと思いました🥰
凄く満足感でいっぱいになった能の会の後は、御縁あって近くの映画館へ向かい「羽生結弦 notte stellata 2025」のライブビューイングへ。
萬斎さんが無事仙台に到着してるか、見届けて参りました⬇️
https://privatter.me/page/67cc77c6cd6b7
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昨年の「大槻文藏裕一の会」感想⬇️
https://privatter.me/page/65e33c9add750
今まで観てきた能「定家」初見時⬇️
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/26468
今まで観てきた能「定家」2回目⬇️
https://privatter.me/page/657c6d6d8db90
今まで観てきた能「定家」3回目⬇️
https://privatter.me/page/6637d1189211f
過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
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