HAZURE_Mapo
2025-03-05 22:16:21
10995文字
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備忘録

これまでにスターオーシャン関連で作った本の備忘録です。
装丁や、主に小説を発行しているので組版など。
当時の様子も記載しています。
(2025.3.9 最終更新)



Hot spring Hot!




2025年1月発行。大阪スターオーシャンオンリーイベント合わせで作成。
アシュプリ本になります。R18。
舞台は原作から数年後、現代風の地球。アシュトンとプリシスが温泉旅行に行く話です。

東京だけではなく大阪でもオンリーが開催されることになり、関西が好きで1年に1回は行っていた私はどうしても参加したく。
しかし季節は冬。北海道はよく吹雪に見舞わるため、夏よりも欠航になる確率が高い。
そこで直行便はあるけどよく吹雪で欠航になる道内一の空港を避け、最寄り空港から羽田経由で大阪入りすることに。
乗り継ぎのため値段は高い。それでも行きたかったんです、大阪に。
それにこんなのを貰えました。



某グルメ漫画の劇場版公開を記念して、1日限定で搭乗客に配布とのこと。
ちょっと得した気分になりました。


話が逸れました。


冬の大阪オンリーに出ようと決めて頒布物をどうしようかと考えていたところ、最初はここに載せている「何でもない特別な日」を予め頭の中にあった後日譚も書いて発行しようと取り掛かっていました。
しかし、後日譚も合わせるとどう考えても話が長い。
長いということは、ページ数が増える。
そうなると、単価も必然的に釣り上がる。
お願いする印刷所さんは既に決めていたため予想単価を計算すると今までの頒布物と比べて断トツに跳ね上がり。
それにここに載せているのはR15程度だけど、後日譚は完全にR18。
R18作品はネット上に載せず紙媒体のみと固く心に決めているので、初めて読むR18作品がお札も出てしまう単価だととてもじゃないけど冒険が過ぎる。
なのでもう少し短いR18を書こうと思い、「何でもない特別な日」の原稿作業を一旦止めて書いたのがこちらなります。



こうやって両面出すと1枚の絵のようになる、且つ裏にちょっと嬉しい(?)仕掛けがあるようなディスプレイをしてみたかったんです。
大阪で実行出来て感無量でした。
ちなみに背景は某温泉街をモデルとしています。
絵があまり得意ではないのでヒーヒー言いながら描いてましたが、期日にゆとりがあったので切羽詰まっていた時と比べたら大したことはなかったなと思います。
本文含め作業日数は大体1ヶ月ほど。


以下、装丁と組版です。

【装丁】
印刷所:ホープツーワン様
綴じ方:無線綴じ
サイズ:A6(文庫サイズ)
表紙:シェルルックN ツイン・スノー 180kg
   クリアPP
本文:書籍用紙 72.5kg
遊び紙:前後に色上質紙 中厚口 空
ページ数:48

【組版】
1行文字数:39
1ページ行数:15
フォントサイズ:8.5pt
行間:6.0pt
天:17mm
地:13mm
ノド:15mm
小口:12mm

【フォント】
夜永オールド明朝



前述の通り、この時点で「何でもない特別な日」の製本をお願いしたい印刷所さんは決まっていたので、これは別なところでお願いしようと色々検索したところ条件に合ったのがホープツーワンさんでした。
用紙見本も取り寄せて考えたところ、表紙用紙は冬の絵なので雪のようにキラキラしたのがいいなと思い選びました。
あと話が短いのでB6だと数ページめくるだけであっさり終わってしまうだろうと思い、一度発行してみたかった文庫サイズにしました。
しかし自分で作るなら字が大きい方がいいとずっと思っていたのに何故小さくしたのかが本を作り始めて以来最大の謎です。
きっとR18でちょっと恥ずかしいから字も小さくしようかなと心の片隅で思ったのが信念を覆したのでしょう。
次に文庫サイズの本を作る機会があるのなら絶対9ptにします。絶対に。
余白はやはりこれくらい欲しいので次も似たようにすると思います(あくまで自分で作るなら、の話です)。


この時点で2024年11月上旬ごろ。
表紙絵がテンプレートを使って描いたにも関わらず、トンボ線を間違えて認識していて表題が切れるという印刷所さんからの連絡を会社のトイレで受けて顔面蒼白になりながらも何とか入稿が終わり、本腰入れて「何でもない特別な日」の後日譚を書いていたところ思考が変わり別の作品を作ることになります。
人生って何が起こるかわからない(自分の頭が一番よくわからない)。