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sousakuyamamusume
2025-02-24 22:25:53
3125文字
Public
一次創作
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赤と白(小説版)
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「先輩、あれってなんですか?」「痴話げんかじゃない?」
「自分で言うのもなんだが、実に良物件だと思うぞ?立場も収入も申し分ない。」
いきなり何を言うのかと思ったら何を言ってるんだこの男。
「僕とお前じゃ住んでる国が違うだろう。だいたい男性同士での結婚など前代未聞だ、下手したら文字通り首になるよ。」
「何、頭の硬い上層部なぞ『妨害すれば国際問題は避けられまい』とか言っておけばなんとでもなる。」
なんでもないような顔でしれっと恐ろしいことを言うんじゃない。お前なら普通にやりそうで怖いんだよだいたい!っていうか!!
「最早恫喝じゃないかそれは!!」
「
……
お前も中々まどろっこしい男だな」
「どういう意味だ?」
どういう意味か?言わないといけないほど自覚が
……
ないのも自然か。何せこの私とて気付いたのはつい最近のことだ。自由恋愛を禁じられていたが故、己の抱くこの感情の名すら知らなかったわけだから人のことが言える立場でもない。とはいえ、だ。少々意地悪を言う私の事を許せ、ヴァイス。
「嫌ならば嫌だと言えば良いだろう。不可能な理由を指摘すればするほど私が全て潰してしまうというのに。」
「
……
ッッ!!」
「顔が赤いぞ、ヴァイス。」
「誰の!所為だと!!!」
痛い痛い痛い。割と本気で殴るんじゃない、この。
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