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こがねいろ
2024-09-07 17:30:33
2823文字
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黄金小説
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★黄金色の想い
小説初投稿。黄金ペア/大石視点/全年齢
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2
3
日が暮れて、辺りが薄暗くなり始めた頃。
俺たちはこっそりと手を繋いだまま、帰り道を歩いていた。
「今日から俺たち、恋人同士なんだね」
隣を歩く彼が、感慨深げに呟いた。
「そうだな
……
」
そう口にしたものの、まだ実感が湧いてこない。それどころか、先程までの出来事はすべて夢だったのではないかという疑念さえ抱いてしまう。
……
けれど。この手に感じる温もりが、夢などではなく、紛れもない現実なのだということをはっきりと証明してくれていた。
「ねぇ大石」
「ん?」
「これからも、よろしくね!」
「
……
こちらこそ」
互いに顔を見合わせて、クスリと笑い合う。
「へへっ
……
なんか、照れるにゃ〜」
「はは、確かに
……
」
「あ! でもでも、大石のことは絶対幸せにするって約束するよん!」
「ありがとう。
……
俺だって、英二のことを必ず幸せにしてみせるよ」
ギュウッと繋いだ手に力を込めて、彼に誓う。例えどんな困難が待ち受けていたとしても、絶対に諦めたりしない。彼となら何でも乗り越えられるはずだ。そんな確信めいたものが胸に宿っていた。
「
……
へへ、さんきゅー」
俺の言葉を受けた英二は、ほんのりと頬を赤らめると、嬉しそうにはにかむ。その表情は今まで見たどの笑顔より、愛おしく思えた。
「じゃあさっそくだけど
……
今度の日曜日、二人でデートしよ?」
「いいけど、どこに行くんだ?」
「それは当日までのお楽しみ〜!」
握った手を大きく振りながら、英二は上機嫌に歩き出す。そんな彼に引っ張られる形で、俺も足を進める。
「
……
ああ、楽しみにしてるよ」
心の底から溢れ出る幸福感と、彼への想い。
これから先もずっと、彼と共に歩んでいけますように。
そんな願いを込めながら、俺は前を行く背中に向かって微笑みかけた。
END
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