こがねいろ
2024-09-07 17:30:33
2823文字
Public 黄金小説
 

★黄金色の想い

小説初投稿。黄金ペア/大石視点/全年齢

——最初は心配で、目が離せなかった。

突拍子もない行動を起こす事は勿論、軽やかな身のこなしで動き回ったり、知らぬ間に目的から脱線していたり……

次はどんな行動をするのかまったく予想もつかなくて。扱いに慣れるまでの間は、幾度も困り果てる日々を送っていた。

その気分屋な性格が故に、意見が食い違って言い争いになることも多かった。互いに意地を張って、二週間口を利かないことだってあった。

……けれど。何度ケンカをしても、最後には自然と仲直りをしていて、共に笑い合っていた。

どんなピンチの時も、挫けそうになった時も、その太陽のような眩しい笑顔に救われてきた。

テニスを通じて共に過ごした時間を重ねていく度に、その翳りのない明るさが心の支えとなっていた。

……いつの頃からだろう。遠くからでも〝その人〟の笑顔を求めて、無意識のうちに目で追いかけている自分に気が付いたのは……