ろころころ
2024-12-31 03:51:04
8785文字
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正義と鉄槌

うちよそ軸のアムリタから彼の正義を解釈しているので、よその子、うちよそ要素が出てきますがあまり気にしなくても読めます。





アムリタの善悪の判断基準や、彼がどういう人間であるかに焦点を当てて書こうと思ったのに思ったよりもレオンやラララくん(よその子)にも飛んでいったお話でした。
うちよそ(レオララ)要素が入ってますが、つまりこの二人が一度世界を滅ぼして復活させたってことを理解していただければ大体流れは掴めるかなぁと。異界の商人の彼(レオンの恋人)はよその子のラララくんです。



♢アムリタからそれぞれのキャラへの印象

アムリタ→レオン
ラララくんと出会う前は"悪人を裁く"、"世界の平和の為"という理由で戦っていたため同志的な存在ではあった。しかしレオンに大切な存在(ラララくん)が出来たことで戦う理由に違いが生まれ、道が隔たれることに。アムリタ的には今では戦う理由も平和の先に望む未来も異なるために、わかり合えない存在と感じているが、友人として幸せになって欲しい気持ちが無いわけでもない。とはいえ、彼自身は友人や仲間という理由で個人を優遇するのは基本的に好きではない(正しい行いだと思わない)ため、今回見逃したのは彼の中でも結構な譲歩である。


アムリタ→ラララくん
最初は異界からの侵略者でレオンと共に世界を滅ぼした人、解決後のイメージはレオンを救った(自分には不可能だったことを成し遂げた)人。とはいえこちらとも基本的にわかり合えると思っておらず、レオンとハッピーに暮らして多少永遠の世界平和に貢献して貰えればいいやという感じである。アムリタ自身、自分の行動は正しいどころか誤りであることもわかっているため、実はラララくんの思考に全面的に賛成な立場ではある。


♢アムリタの戦う理由とは
・戦→平和→戦のループの根源となっている存在を駆逐するため。
・あえて自分の管理下で戦を起こすことで、人々に戦の恐ろしさを思い出させ最小限の被害で戦→平和に事を運ばせるため。
・そもそも彼自身戦うことしか知らず、解決方法や正義を証明する方法が全て戦闘であるため。


♢アムリタの正義とは
・世間一般的の善悪は理解しており、自身の行動がそれと離れていることもわかっている。が、それはともかく正しい=世界平和に繋がると限らないことも知っているため、正しくなくても必要悪な行動はすべきだという思考。
・基本的に彼の述べる正義は母親やフレイム等
信頼した年上相手の思考に寄ることが多い。自分自身の考える正義は今のところはっきり見付かっておらず、それを探しにエデン大陸とは別の世界へ旅に出たいと思っている。


♢兵器、死体の表現について
アムリタのことを兵器や死体と表現することが多いのは物理的な理由(兵器のようなぶっ飛んだ戦闘能力、死体のような変温動物的な体温)もあるが、平和との対比の意味もあったりする。兵器や死体=戦の象徴であり、逆に兵器や死体のある世界は平和な世界とは言えない。つまり、アムリタの本来の居場所は戦の下であり、平和な世界ではむしろ平和を乱す存在になるため平和な世界にいることが出来ないことの表れ。
また、彼自身が兵器として多くの命を奪った存在でありながら、彼自身もまた様々な悪によって命を奪われている死体であるとも言える。