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和泉 小夜
2021-10-22 03:38:19
1799文字
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大海嘯に沈む(長谷部が光忠を探しに行くパターン)
相互さんに教えて頂いた曲をガンガン聴きながら書いた。あんまりお話としてリンクしてないかもしれない。
ちなみにコレ→
https://www.youtube.com/watch?v=6H3bsLanbB0
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どうにかしてその少年を訪ね、光忠がどういう状況か分かっているのかを問い質す。
少年の答えは「知っている。知っている上で交際している」だった。
泣きたいのを堪えて、少年の頬を叩く。少年は何も思わないのか、ただ無表情で此方を見ていた。
それが酷く不気味で、思わず光忠の腕を掴んで連れ出してしまった。
俺の泊まっているホテルに連れ込んで、無理に身体の関係を持つ。
それを何日も繰り返していると、少しずつ色々なことを思い出してきたみたいで。
アイツに別れを告げて来て欲しいと言ったら、笑顔で了承された。
故郷に帰る日、少年も見送りに来てくれた。
会った時、感情に任せて頬を叩いたこと、光忠を連れて行ってしまったことを謝った。
少年はあの時と同じく、無表情で此方を見ていた。
記憶の無かった頃の光忠の話が聞きたくて、こっそり少年に住所を教える。
同棲しているので、光忠宛てでも宛先を俺にしておいてくれれば光忠も受け取るからと伝えた。
あの少年は最後に『どうか息災で、お元気で』と、笑顔で言ってくれた。
その笑顔がとても可愛くて。光忠が惚れたのも分かる気がする、と、一瞬でも思ってしまった。
もしかしたら、俺達と良い友人になれるかもしれない。
互いに知っている光忠の話を色々と出来たら、きっと楽しいだろうと思う。
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