和泉 小夜
2018-05-08 20:59:02
1801文字
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薬研と五虎

「薬研と五虎退」の続きです。ごめんなさい退つけるのめんどうになりました。わたしはよくも、こんなこっぱずかしいぶんしょうをおくめんもなくかいたな。


『あ、薬研!敵が来てます……!』
「あれ検非違使じゃないか?此方は極短刀二振だぞ……!」
五虎は修行から帰ってきたばかりだ。
俺が何とかしないと……

『あ、あの、薬研……!』
「大丈夫だ。五虎のことは、俺が守ってやるからな」
そうは言ったものの、俺の錬度が65、五虎が35だ。
つまり俺の錬度に合わせてきている。向こうは六振、此方が不利だな。

『薬研……?』
「いざとなったら、俺のことは構わず逃げろ」
「本丸に帰って、救援を呼んでくれ」
「五虎は良い子だから、簡単にできるだろう?」

……嫌です』
『僕は、薬研に認めてほしくて、修行に出たんです』
『僕だって、いつまでも、庇護対象ではないんです』
……薬研は、僕のこと。眼中にないのは分かっています』
『でも。僕は。薬研のこと、あいしていました』
『そのことを、少しで良いんです。どうか、覚えていてください』