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木蔦(キヅタ)
2023-02-04 12:19:22
2604文字
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居もしないイマジナリー本歌に嫉妬する長義の話【ちょぎくに】
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ちょぎくに
まんばの本丸には長義がいなかった。
聚楽第任務に失敗、シール集めもままならず、色んな不運が重なり政府からの配布も受け取り損ねた。
まんばは本歌を渇望していた。
渇望するあまり、イマジナリー本歌を生み出した。
他の本丸の同位体が本歌の愚痴をこぼすと
「そちらの本歌はそんなことを言うのか。うちの本歌は俺に優しくしてくれる」
などと、あたかも顕現しているように話す。
(ちなみに真実を知った同位体たちは、病んでるのか心配して、さりげなく話を合わせてくれたり、話題を変えたりする)
そこに長義が顕現する。3回目の聚楽第でようやく優が取れた。
本丸に来た長義はまんばの前に立ち塞がり「やぁ、偽物くん」と言う。まんばに号の件で文句言う気満々。
しかしまんばはショックを受けた後
「俺の本歌はそんなこと言わない!!解釈違いだ!!」
とシャットアウト。
長義との会話を拒否。
「ちょ!?偽物くん!?」
「本歌はそんなこと言わない!!偽物の本歌だ!!」
「俺は本物の山姥切だよ!!」
「違う!俺の本歌はそんなケチくさい男じゃない!もっと大らかで懐の大きい頼れるやつだ!博識で優しくて正義感があって写しにも優しい!だからお前は偽物だ!」
「俺をけなしてるのか!?」
長義が追い回すが、まんばがつんとした態度。
話を聞こうとしないまんばと、なんとかして話をしようとする長義。
あまりにまんばがイマジナリー本歌の話をするものだから、長義は思った。
(俺が知らないだけで、この本丸には既に一振り目の長義がいるのでは??)
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