木蔦(キヅタ)
2021-04-10 11:16:34
3532文字
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ヒートが酷いまんばと、Ωのフェロモンを感じないαの話【ちょぎくに】




「な、なんで、こんなことを?」
「なんでって、俺たち番いだろ」

でもそれは契約結婚みたいなもので、愛はない。それなのに抱くなんて思いもしなかった。

「お前だと発情できるみたいだ」
「でもこの番い関係は、お互い都合で……
「お前、運命だって言ったじゃないか」

それは嘘だ。

まんばが彼と番い関係を結ぶためについた。
運命の番いと言えど、好きで番ったわけではない。だから契約結婚。

「お前が抱かれなくてもいいから、俺と番いたいと熱烈に口説いて来たんじゃないか」
(あれ?)

まんばは確かに長義にこの番い関係を持ちかけた。だけど惚れた腫れたなどの話はしてない。
彼はまんばが惚れてると勘違いしているようだった。

(待てーー!!)

「お前といると沈黙も気にならない。そばにいるのが自然で心地いい」

お互い無視状態をそんな風に思ってたのか!

「お前は俺に献身的だし、控えめで健気でとても好ましい」

あの態度をそんな風に捉えて!?

「発情期に抱いてやれないのが残念だった。申し訳なく思ってた」

いやいらない気遣い!

「運命の番いというのも納得できた。お前の妖艶な表情や快楽に耐える仕草、すごく唆られる。お前になら勃つ」

お前からそんな言葉を聞きたくなかった!

「まだ発情期は始まったばかりだから、一週間がんばろうね」

暗転_(:3 」∠)_


お疲れ様でした!ありがとうございました!
ちょぎくにハッピーエンド!