木蔦(キヅタ)
2020-12-12 14:55:21
7291文字
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バスツアー③レア刀剣と出会いたくて参加するまんばの話【ちょぎくに】




両手が緩く拘束される。振り解こうと思えば振り解けるくらいの力。だけどまんばは抵抗できない。抵抗しなければと思う自分と、このまま流されてしまいたい、長義と添い遂げたいと思う自分がいる。

深いキスをされる。すべてを奪い尽くすようなキスなのに、どこか優しくて、それがつらくて涙が出てくる。いっそ乱暴にしてくれれば抵抗できなかったと言い訳がつくのに、どこまでもまんばの意志を尊重しようとする。いや、まんばに望ませたいのだろうと思う。

まんばはどうすべきか迷っていて、その間に長義は先へ先へと進めていく。
そっと服の中に手が侵入した。

「っやぁ!」
「嫌なら突き飛ばせばいい」

ちゅぅと長義が首筋に吸い付く。甘い痛みを伴った。声が漏れる。
「やめ……っ」


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朝起きて、まんばは真っ青になった。

やってしまった……

つい、流されて長義と寝てしまった。まんばはいずれ結婚する婿のために貞操を守るべきだった。処女じゃないと知ったら幻滅されるだろう。
いやまず審神者に怒られる。

どうしよう、と頭を抱えた。

「おはよ」
長義にちゅっと髪にキスをされる。
「!!」
まんばはその行為すら恥ずかしくなり、全身真っ赤になる。縮こまるとそのまま抱きしめられた。
「お前の所の本丸に連絡を取ろうね」
「ひぇそ、それだけは!」
「大丈夫、俺に任せておいて」

そして長義が何を言ったのかはわからないが、審神者に上機嫌でお出迎えされた。
「あ、主、俺……
「うんうん、大変だったね。お疲れ様!あとおめでと!」
「うーん??」

そしてちょぎくには幸せになった。
お疲れ様でした!お付き合いありがとうございました!







■どうでもいい設定
・空欄の用紙に名前を書いたのは長義くん。まんばの提出した紙を盗んだ。運営がまんばの訴えを確認しなかったのは、その方が都合がいいから、という闇。山姥切国広のカップリング成立率は現時点で100%なので、それを謳い文句にPRしてる。だから下げたくない。
まんばの割引率が高いのも、それが理由。成立率が高いのに、参加が少なく、山姥切長義からまんばを望む要望が多いため。
・長義くんの見回りはまんばの貞操を守るため。他にも山姥切長義が参加していたので、抜け駆けしないように。
・この後長義くんが婿に来ます!!!!