木蔦(キヅタ)
2019-09-15 10:46:41
2468文字
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父親とふたりで暮らす村娘んばとお金持ちちょぎの話【ちょぎくに】※女体化注意



※ここから文体の口調が変わります。


「うちに嫁いだら、治療費を負担してあげるよ」
「な、なんでそんな話になるんだ!」
「俺と結婚したら彼は父親も同然だ。父親の治療費を出すなんて息子として当然のことだよ」
ちょぎ氏はまんばを口説く。
「本人もつらいだろうね」
まんばは親父殿の気持ちを考え、顔を歪める。
「わかった、よろしく頼む……不束者だが……
「うん、幸せにするよ」
……
まんばはちょぎ氏に嫁ぐことになる。父親はちょぎ氏が勧める良い病院に行くことになり、馬車で送られる。当分会えない。
まんばはちょぎ氏の家で過ごす。自分の家とは何もかもが違っていて、身の回りの物も上等品だとわかる。慣れない。
金で買われたみたいなものだからと、ちょぎ氏に対しても一歩引いた態度をとる。

ちょぎ氏はまんばが手に入ってウキウキ。まんばの望みも叶えたし、邪魔な父親も病院にぶち込んだ。これからまんばと幸せな日々を暮らすんだと思っていた。しかしまんばが浮かない顔で、ちょぎ氏は疑問に思う。少し落ち込んでるように見える。ただ父親の事が心配なんだろうかと思い、深くは考えない。
夜、セッでも別に拒まないし、夫婦間は上手くいっていると思っていた。
しばらくして、ようやくまんばの事に気づく。結婚前に見ていた活き活きした顔を最近見ていない。
ちょぎ氏がそれとなく窺うと自分に遠慮というか、仮面夫婦として無理矢理結婚したと思い込んでる事がわかった。ちょぎ氏はまんばに猛アタックはしていたが、好きだと告げた事がなかったことに気づく。

ちょぎ氏が自分の想いを告げ、ちょぎくにハッピーエンド……

と思いきや、まんばは思い込みが激しいため、「そんなことはない、無理に言わなくて良い」などと否定する。好きだと告げる前にセッをしてるので、借金は体で返せという意味だと捉えられてる。
「そんなこと言わなくても、俺は一生あんたに尽くすつもりだ
まんばは苦笑しながらそう言う。
まんばにいくら好きだと告げても信じてもらえなくて、ちょぎ氏は自らの失敗を悔やむのだった。