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ダダ
2024-05-23 12:36:00
5312文字
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二人の金光瑶
☆チラ裏。自己満足。息抜きで更新。
☆Xのツリー機能が不具合のためこちらで投稿します。Xに書くつもりで書いているので小説とは似て非なるもの。
☆キャラ崩壊もあるラブコメです。
⚠️あまり読み返してないので辻褄が合わなかったり誤字脱字あると思います。
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イライラしながら隣室へ赴くと、一人目が口をへの字に曲げて大袈裟に呆れた顔をしてきた。もちろん激しい囁き声で不満の意を表しながら。
「馬鹿!お前はねんねか!?なぜ手を引っ込める!?何が『兄様
…
』だ!まだるっこしい。そのまま手でも足でも触らせればいいだろ?」
「な、な、なんてことを
…
」
「俺なら抱きついて離れない」
「
……
っ!そんなこと、そんなことできない!」
二人目は顔を赤らめて俯いた。
「はっ!お高くとまってるなよ。だから関係が進まないんだ」
俺たちはどこの生まれだよ?とでも言いたげな表情で二人目の金光瑶を見下した。
「関係もなにも義兄弟だぞ!?曦臣兄様はそのような俗な考えは持っていない。ただ私を
…
義弟として可愛がってくれているだけだ」
「じゃあなぜ手を握ってきたんだ?なぜあのご立派な画に俺と兄様だけが描かれてる?」
「それは
…
優しい兄様だから
…
」
「なら試そうぜ。曦臣兄様は俺たち金光瑶が好きだ!そして機会があれば愛されることだってデキる!」
一人目はキラッと目を輝かせ、そのまま部屋を出ようとしたので二人目が必死に袖を掴んで止めた。
「やめてやめてっ。絶対ダメ!!兄様はそんな人じゃない!傷つくのは私達ですよ!?」
「傷つくのは慣れてる」
「君はね!私は兄様との友情を失いたくない
…
」
しょげ返る二人目を見て一人目は長いため息をつく。ついでに袖を掴んでいた手を退かせ、二人目の両肩に手をポンと置いて諭した。
「わかった。無理やりはやめる。でも絶対触れるのは大丈夫だ!兄様は嫌な気はされてなかった」
「
…
え?いや、ちょっと待って!?何行こうとしているの?君は引っ込んでいてよ!」
静止する二人目の発言を聞くまでもなく、自分が言いたいことを言うとさっさと衝立を越えて藍曦臣の待つ部屋へ出て行ってしまった。
時は二人目の金光瑶が衝立の裏へ消えたところまで遡る。
一人取り残された藍曦臣は、また席に着いて今度はのんびり待つことにした。
今日の金光瑶は普段の様子と比べるとやはりどこか不自然だった。それに隣室には何かがあって、それをあえて隠していることにも気づいていた。しかし金光瑶がこれほどあからさまに隠したいのであれば、藍曦臣から問うような無粋な真似はしなかった。
(とりあえず、ここは何も知らないそぶりをしておこう
…
)
だがそんな藍曦臣でもまさか金光瑶が二人もいるとはつゆほども考えていなかった。
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