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ベコ
2024-11-11 23:39:56
2744文字
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マンギャメ
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短文まとめ
練習がてらちょこちょこ書いてた短文のまとめ
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【同志の絆】
静まり返った夜の中、なにかを擦る音が微かに響いている。
隣で眠る親友を起こさぬよう、小さな灯りだけを頼りに手を動かす男が一人。
「今日も一日お疲れさん」
腕に抱えた弓を丁寧に撫でながら、マンドランは穏やかに声をかけた。呼びかけられた弓はただ黙って彼の愛撫を受け止めている。
この弓はマンドランの得物で大切な相棒だ。一日の終わりにはこうして必ず相棒を労るのが日課である。マンドランは弓に向かって親友の名を呼んだ。
先日、せっかく新調した弓を不可抗力で手放すはめになり、困り果てていたところにギャメルがぽんと金を寄越したのだ。これでまた新しい弓を買えと。まるで腹を空かせた子どもにパンを与えるかのように。
マンドランはその行動に深い感銘を受けた。そして友への感謝の気持ちを忘れぬよう、新たに手に入れた弓に彼の名を冠したのだ。
この弓を扱うのは自分だが、ギャメルが出した金で買ったのだから真の主はギャメルであると言っても過言ではないとマンドランは思っている。
マンドランは親友と共に戦うため、弓は主と共に戦うため。彼らは目的を同じくする戦友でもあるのだ。
「明日もまた一緒に頑張ろうな。それじゃあ、お休み」
マンドランは優しい手つきで弓を寝かせると、そっと灯りを吹き消した。
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