夏休み 能楽教室 ─ 体験・講座と鑑賞 ─
第二部:講座と鑑賞
MOA美術館 能楽堂
2024年7月31日(水)13:00開演
●能楽講座
大倉源次郎
●演目解説
野村萬斎、辰巳満次郎
●能楽鑑賞
狂言 和泉流「蚊相撲」
大名:野村萬斎
太郎冠者:高野和憲
蚊の精:中村修一
後見:飯田豪、月崎晴夫
能 宝生流「船弁慶」
静/平知盛:和久荘太郎
武蔵坊弁慶:村瀬提
従者:村瀬慧
船頭:野村裕基
笛:平野史夏
小鼓:清水和音
大鼓:亀井洋佑
太鼓:加藤洋樹
*・*・*
昨年、MOA美術館に行ったら素敵な所でとても気に入り、今年も無事休みが取れたので遠足気分で行ってきました。
しかも今年は「ポケモン✕工芸展」の展示を行っていたので、朝イチで向かって、午前中はそちらの鑑賞を。
※ポケモン✕工芸展の感想はXで呟いたので、そちらのツリーにて。
そして午後は、お目当ての能楽講座と鑑賞会へ。
●能楽講座
源次郎先生が関西出身ということで、大阪に纏わる話と能楽を絡めてユーモアも交えながらお話して下さいました。
大阪はお笑いとタコ焼きしかないと言うけれど、むしろそれは誇るべきだと。お笑いというのは聴く側が楽しみ方(教養)を知らないとウケない訳ですから、それを全国に広めたのは素晴らしいと。だから能楽もそうありたいと思って活動してると。
あと皆、オヤジギャグを嫌うけど、高砂の夫婦が持ってる箒と熊手には「お前百まで(掃くまで)わしゃ九十九まで(熊手)」という意味があり、まさにオヤジギャグなんですよ、と(笑)
また、昔の日本のアパートの和室には床の間があったが、鉄筋コンクリートのマンションが登場すると、床の間は消えていった。こうして日本のアイデンティティが消えていくのだと。一度消えたものを復活させることは困難。これもまた考えさせられる話。
またタコ焼きも鮮度良い食材を使わないと美味しく焼けないし、何よりタコ焼き専用の鉄板があるのは、日本ならではの食への拘りの強さなんだと。
…うん、なんだかタコ焼きが食べたくなってきたな🐙🤤
あとYouTubeで落合陽一さんと対談した時のお話も。その時にAIとお話してみたんだけど、AIに喜怒哀楽はあるのかと聞いてみたら、AIの答えは「私は喜怒哀楽を持たないが、何を言えば人間の喜怒哀楽を変えられるかは知っている」と。つまりAIは人間をコントロールする術を知ってると😮
もし徳を観たあとだと、ちょっと色々と考えちゃいますね😇
(偉人ジャーズって皆、AIだもんな😇)
途中、ご子息も加わって(小鼓係)、会場の皆さんと小鼓の打ち方と間や泊の取り方を習いましたが、小鼓の打ち方の組合せが二百通り位あって、楽譜はなく、口伝で残されてきたので、相伝する人が居なくなったら廃れてしまうと。そして、これはAIには出来ないことなので、だから能楽師は無くならないと(だからお子さんにも将来、能楽師になるよう勧めてくださいとも笑)。
そんなこんなで45分程、喋ってました😳
源次郎先生の生トークは初めて聴きましたが、とてもお人柄が感じられる話し方で、またユーモアもあり、とても素晴らしかったです。人間国宝として素晴らしい芸をお持ちの方で、小鼓方としては元々好きな方でしたが、また違う一面を見れて、ますます好きになりました🥰
(次頁に続く)
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