晋江で比卡比先生の「两个皇帝怎么谈恋爱」(全108章、41万字)を読みました。
めっっちゃくちゃ面白かったです!
◆ストーリー
ある国の若い太子 趙眠(ジャオ・ミエン)がお忍びで旅をしていたところ、「選ばれた二人が毎月満月の夜に交わらないと死ぬ」というとんでもない呪術にかかってしまう。
まずは相手を確認しようと待ち合わせ場所に行ったところ、現れたのは極めて色黒で平凡な容姿の魚を捌くことを生業とする「男」だった。
男が好きなわけでもなく美意識の極めて高い(かつ色黒大嫌いな)趙眠にはこの男とどうこうなるなど考えることもできなかった。ましてや趙眠はまだ若く、妃を迎えてもいない。女性とも経験が無いのだ。
魚売りと共に解毒薬を探そうとする趙眠だが、どうやら魚売りは見た目通りの男ではないようで
…。
◆感想
最初からずっっと面白いです!!
2章まで読んだらもう止まらない!
この小説のすごいところは、助走とかRPGにおけるレベル上げみたいな章が無いところです。
毎章何かしら読者の感情を動かす出来事があり、次の章への引きがある状態で終わるので、読んでる間ずっと楽しいのです。
主役も脇役もみんな魅力的で、友情や家族愛やコメディの描写が光っています。(実際、私が一番笑ったのは主役二人が揃っていないシーンでした)
55章あたりから90章くらいまでが特に面白くて、読んでる間頭が幸福感でふわふわしていました。
陰謀とか謎みたいな部分はちょっと弱いですし、最終盤だけ少しダレた感じがしましたが、これだけ面白ければそこはご愛嬌みたいなものだと思います。
「本編は苦しみに満ちていてラストのカタルシスを得るための修行」みたいな話もありますけど、このお話は全体の半分がドタバタ番外編みたいなもので、ずっとご褒美パートです。
最初の行為の描写がブツっと暗転だったので全体もそうなのかなーと思ったのですが、恋に落ちてからはちゃんと描写がありますよ!
鎖かからないのか?って不思議なくらいちゃんと書いてあります!ラブラブです!(鎖かかったり改訂されたりする前に読んだ方がいいかも)
主役二人が若い(スタート時10代)ので、設定だけ見ると好みじゃない可能性もあったのですが、若さは純情さとかいい意味での傲慢さとか理想主義や性欲の強さwにしか表れていなくて、二人とも恋に溺れていてもやるべきことはちゃんとやれる人たちなので好ましく読めました。
強くて美しくてチャーミングな二人です。
特に受けの趙眠がとっても魅力的でした。「完璧な太子」であり、美しくて傲慢で極めてプライドが高いのですが、実はものすごい甘えん坊なのです。彼がされたいと思っていることが本当にかわいらしくて(かつちょっとエッチで)たまらない気持ちになるので、是非読んで確かめて下さい。
◆スピンオフについて
趙眠は皇帝(男)と、とある男性との間にできた子です。
この世界は通常は男同士では子供はできませんが、ある呪術的な薬によってできちゃったとのことです。
お父さんたちはたくさん登場しますし、優しくてちょっとおバカなお父さんと厳格で冷徹なお父さんのキャラクターが対照的で面白いです。
(两个皇帝怎么谈恋爱にはおバカなキャラクターが何人か出てきますが、みんなかわいくて嫌みがなくて面白いです。作者はおバカさんを書くのがうまいですね)
もしやと思ったら、两个皇帝怎么谈恋爱はお父さんたちの話のスピンオフらしいです。
お父さんたちの話は「朕究竟怀了谁的崽」とのことです。
こっちも読んでみたいです。
→読みました!
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两个皇帝怎么谈恋爱、サラサラーっと読めて超面白いので、是非読んでください!
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