水井白羽
2021-02-27 01:02:47
5369文字
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ニクラウス・そうめん人形

大遅刻のバレンタインデーの話を書いてたはずだのに……


 ――……一気に自分の身体にのしかかる倦怠感が無くなり、バツは立ち上がった。目の前に広がったのは倉庫と人類お掃除ロボットだったものの山と、気を失っている仲間とあのラヴェ工社員らしき女性が山に刺さっている姿、そして山の上で直立するのは、焦げどころか傷1つもついていないニクラウス・そうめん人形。
「な、何があったんだ……?」
 さっきまで魔力のせいで気を失ったために、何があったのか分からないバツは、キョロキョロ周囲を見渡しながら呟いた。