DRRV11037
2024-03-27 12:57:19
14215文字
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改瀬未遥の設定資料

1. 性格 2. 対人関係 3. 才能
4. 環境 5. 習慣 6. 身体的特徴
7. 対比 8. 名前 9. イベント
10. 制作経緯

2024/12/28……制服、誕生日の追加
2025/03/18……性格診断の更新

性格

彼女はもともと規則に対して従順で、理性的な気質である。後天的に感情を豊かに発展させていった。ゆえに、日頃は冷静な意見を言いながら、強すぎる感情の制御を不得意とする振れ幅を持つ。

その過去から、“好き”という感情を最重要視する。好きなものがたくさんあり、しばしば好きなものに夢中になりすぎる。



真面目コンプレックス

改瀬はルールを破らず、権威のある大人が設定した目標を達成するし、そうするのに十分な能力がある。

しかし、現実にはそれができない人々が多いため、改瀬は“真面目”と形容される。「改瀬さんは真面目だからできるんだろうけど、私達はさぁ」というふうに、“真面目”という言葉で距離を置かれることもある。

改瀬にとっては、自分の行動は特殊ではない。当たり前のことを当たり前にやっているだけだから、“真面目”という言葉で自分を定義されることに違和感を覚える。
不真面目な人のほうが正常であるかのように扱われることにも納得がいかない。校則を破ってメイクする生徒を密告しないだけで、改瀬なりに十分他者の生き方に配慮しているつもりである。
また、決して良い子なだけでない自分を見てもらえないことにも不満がある。

改瀬が“真面目”という言葉に不満を持っても、実際彼女自身も“真面目”以外の適切な形容詞を知らない。たかが感情について、誰かに愚痴を言うこともない。

改瀬は規範意識が高いため大抵の悪事を実行しないが、考えることはある。



懐古

恋の相手を失った、本編の改瀬は幽霊のような存在である。彼女はもはや人生のメインイベントをみなすっかり終えてしまって、同じ思い出ばかりを回顧しながら、余生に入りつつあるように感じている。彼女には将来像や未来への期待があまりなく、既に超高校級になってしまったからなりたい自分がこれといって思い描けない。

戦う目的(未来) より、戦う理由(過去) のほうが大きい。



負けず嫌い

どんな状況でも自分だけは立ち向かわなければいけないと思っている。

改瀬が戦おうとするきっかけは、学習結果や経験則による反射的な身体感覚の変化である。そして一瞬遅れて、後からその身体変化に感情というラベル(妥当な理由)が付けられる。
戦う理由の根源には、意地でも思い通りになってやらない、抗わなければ生存が脅かされるという思い込みがしばしば含まれる。深い理由がなくても抗おうとする。

たとえ相手がどんなに強敵であろうと、己の中の恐怖を殺す勢いで怒りを燃やす。
たとえば、改瀬が誘拐されたとしたら相手の腕を噛んでやらねば気が済まない。自分が怪我をしてでも相手を殴り倒したい。救助を待つより、自分で戦うほうが性に合っている。(それを実行しないとき、改瀬は理性と知性によって踏みとどまっている。)

これは肉体的な戦いだけでなく、言葉の戦いでも同様である。改瀬が怒っているとき、彼女は自分が納得するか相手が謝るまで、正論と揚げ足取りを執拗に繰り返す。逃げても追いかけて言い続ける。または改瀬が事故で大怪我をしたとき、加害者かそれに相当する何かに怒りを燃やすことで苦難と戦える。

彼女は逆境で燃えるタイプである。これは、失敗経験がなく失敗の解像度が薄いからこそ、ギリギリの状況でも勇敢さを維持できることが関係している。
一方、逃走を卑怯だと捉えてしまう負の側面がある。



精神力の強さ

前の項目とも関連するが、改瀬は精神力が強い。

改瀬の強さは、生得的なものの他、強くなければ生きていけない環境で鍛えられたことにも起因する。彼女は争いが日常茶飯事の環境で生活し、外界からの攻撃に備えるのを当たり前としてきた。だから改瀬は強さを自分の当然の設定と認識しており、実際に強い。

負の側面として、改瀬は強くなければ死ぬという価値観のもと、どれだけ精神的に弱ってもそれを認めることができない。たとえば、彼女は精神的に参っていてもメンタルクリニックを受診しない。



ジェンダー

改瀬はジェンダー・ノンコンフォーミングのシスジェンダー女性である。表現する性はより男性的である。

彼女は意識しないと脚を開いてしまうし、屈託ない笑顔を素直に見せ、大股で歩き、話を聞くときには目線がやたら真剣。ピンク色の服やスカートを避け、一人称は「ワタシ」と「自分」の両方を彷徨っている。「ワタシ」が片仮名なのはぎこちなさの反映である。他者からステレオタイプな女性扱いされることを好まない。

そんな彼女は “ワンパクで男勝りな女性” であることで、女性に期待される規範に適応できずにいた。「自分は男なのでは」と悩んだり、第二次性徴期に身体の変化を激しく忌み嫌ったりもした。改瀬にとって女性であることは、ハンデや弱点、コンプレックス以外の何物でもなかったからである。(改瀬は女という言葉にネガティブな印象を持っている。)

しかし、彼女は厄介な負けず嫌いであったため、複雑に絡み合った感情により、あくまで女性であることから逃げずに今のままの自分でハンデ戦を戦うことにした。

改瀬は自身が成功したときにこそ「諦めの悪い女」などと敢えて“女”であることを強調した言葉選びをする。英語のbitchの用法と似ている。これは世界に向けて、弱点を抱えたまま勝った己の実力をアピールしたい気持ちの表れで、皮肉や挑発の一種ともいえる。(ただしたいてい眼前の相手に向けて発するわけではないため、そう受け取られかねない描写をしてはいけない。)

褒められるとき「可愛い」「格好良い」のどちらにも違和感を覚える。(2択なら「格好良い」のほうが好き。) ただし、自分が自分に対して使うなど真意が読める状況であればどちらでも構わない。
他者からの「素敵」という言葉なら素直に受け取れる。



〈コロシアイでのスタンス〉
おしおきに対して複雑な感情を抱く。クロを全面的に庇うわけではないが、クロにも殺人に至った事情があるだろうから、一律の基準で死罪にされるのはやりすぎだともやもやしている。しかしそもそも他者への興味が薄いので、クロの名誉のために何か行動することはない。あくまで黒幕を倒すための戦意高揚の要素のひとつに用られるだけである。

脱出した後でやりたいことは、帰宅して元の生活に戻ること、ただそれだけ。それすら取ってつけたようなもので、本当のところ帰る理由はない。改瀬は周囲のメンバーほど帰還に執着していない。
彼女が真に執着しているのは黒幕を倒すことであり、理由は負けず嫌いで戦いに向かいやすい体質だからである。



言われて嬉しい言葉は「君ならきっとできる」
言われたくない言葉は「真面目なんだね」