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豆炭々炬燵
3296文字
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ポケモンシリーズ
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【ライコト】その先
ライバルくんがコトネちゃんに悶々するお話。
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勝ってやる。
絶対に勝ってやる。
勝ってコトネに勝って、それから
――
。
りゅうのあなで修行しているのを知られてから時折コトネが訪れるようになった。ポケモンリーグでのバトル以外で何処にいるのか探し回っていたらしく、はじめて修行の真っ最中に出くわした時のリアクションはオーバーにも程があった。感極まって涙を浮かべてしまうくらいに。
「ライバルくん、リーグでバトルしない時はいつもここで修行してるの?」
「いつもじゃない。というか倒す相手に言う必要はない」
「え~。そんなこと言わずにさあ教えてよ~。で、一緒にもっと遊ぼ~」
間延びした言葉遣いに合わせ、遠慮なしに肩を揺さぶってくる。誰が好き好んで勝ちたい相手に情報をくれてやらなければならないのか。修行の邪魔だと一喝すれば元気がもっとーの相手がしゅんと気落ちした。ついで肩をがっくり落としトボトボ帰っていく様子を鼻で笑ってやる。
やっと修行に打ち込める。それもこれもあの緊張感と危機感、人を疑うことをしないお人好しに勝つため。今度こそ自分の信じたポケモン達で勝つために。
勝ったあと どうするんだ?
頭の隅に浮かんだ言葉。気にも留めず無視していれば知らない内に消えてなくなっていた。
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