ひろっぷ
2022-09-17 23:33:16
4032文字
Public 第五 ハス探
 

じゃしんとぼく⑫

ハス探12セット目。いつもの会話文。





【拒みたい、のに】

……ひ、ぅこんな想いするぐらいなら……こんな所に来るんじゃなかった!ゲホッ
………
「もう僕に関わらないで!僕に近寄らないで!あんたといると僕が僕でいられなくなる!!」
『そうか』
「そうかって……他に言う事ないのかよ!そうやってそうやっていつも余裕で僕だけ一杯一杯で馬鹿みたいだろ!!突き放してくれよ!なぁ!」
『否。ノートンよ』
……っ!」
『全て、異なるな。そなたの答えは』
「!?な、で何で!!」
『突き放そうと思えばいつでもそなたから可能であった』
「!!」
『そなただけではない。我とて人とは何か、そなたとは何かを思案していた』
「やめろ!それ以上言うな!」
『現の我はもはや過去の我ではない。それはそなたもだ』
「やめて!!」
『互いにだ。拒まなかった時点で互いに狂い始めたのだ。よもや戻る事が出来たら、などと思うまいな?』
「う……僕のせいじゃない僕のせいじゃない!」
『そうさな。こればかりは時の運というやつよ』
「運命だって言うのか!認めない。認めない!認めないっ!」
『ククそれでよい。我とてすぐに堕ちてしまわれては楽しみようがない。耐えよ耐えよ。我はそれが見たいのだ』