ひろっぷ
2022-09-17 23:33:16
4032文字
Public 第五 ハス探
 

じゃしんとぼく⑫

ハス探12セット目。いつもの会話文。





【問答】




「ハスター、何度も言ってるんだけど物を貰っても僕は返せない。そもそも邪神といえどあなたが神様だろ。人間に貢ぐっておかしいじゃないか」
『我の勝手だと何度も答えたはずだが』
……。僕が売ってお金にするって考えないの」
『すればよい。それでそなたが満足するのであればな』
…………
『この問答を幾度となく繰り返してきたが、ようやくそなたの問いが変わったな』
「僕だって続けたい訳じゃない。この疑問を終わらせたいだけだ。物で釣ってるとか思わないの」
『そなたにそう思わせているのならばそうなのであろうな。だが我に人間の感情は未だ理解出来ぬ。罪悪感、多幸感それらを期待しているのならば杞憂であるぞ』
「!」
『そなたが死ぬのは誠惜しい。故に生き永らえさせるために護身として授けておるにすぎぬ。貢いでいるなどとよく言えたものよ』
………
『それは生涯離れる事は決してない。手に取った時点でそなたは我の加護を受けておる。努努忘れるな』
「あなたのやりたい事が分かんない。やっぱり嫌いだよ