【縋り求めたもの】

負傷した案内が律の元へ向かう話。案律。





・本文に入れられなかった補足みたいなもの


【案内が律に抱きしめられて痛みが消えた理由】

→案内に攻撃を与えた怪異は、孤独に飢えていた。その孤独が悪意へと進化し、攻撃の主な要素になった。物理的なダメージであると同時に精神的なダメージでもあった。
体だけでなく心にも傷を負ってしまった案内は、孤独を埋めるために度重なる激痛に身を折りながら、律の元へ無意識に向かった。

「力強く抱きしめてほしい」という願いは本能が求めたものだった。だから案内自身も口をついて出た言葉に内心驚いていたりする。

律に抱きしめられることで、強い充足感で心が満たされていくのを感じた。孤独が嫌で縋るように求めていた心も静まり、傷の痛みも嘘のように引いていった。



【手の指先にするキスの意味】

→相手への「賞賛」や「感謝」