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蟹
2023-12-08 15:11:57
5132文字
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AA創作
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いなには小話まとめ
いないニンゲンはいないのブーン系形式小話です。
プライベッターからの再掲です。
いなには本編のネタバレに配慮してないので、先に本編を読むのをオススメします。
プラベ+の仕様の都合で、('、`*川のAAに一部手を加えてます
1
2
3
4
アヒャくんとつーちゃんとしぃちゃんと日常を崩壊させるギコ
(*゚∀゚)「アニキ!カチコミごっこしようぜ!アニキは"てっぽーだま"の役な!」
(*゚ー゚)「アヒャくんおままごとしよ!わたしはおかあさんで、アヒャくんはしょくパンのやくね!」
(; ゚∀゚ )「まてよ!オレは一人しかいないんだぞ!そんでなんで二人ともオレを物にしたがるんだよ!」
(*゚∀゚)「"てっぽーだま"はモノじゃないんだって!そんなことも知らねーのぉ?」
(*゚ o゚)「でもテレビだとしょくパンさんおはなししてたよ?『おいしくたべてくれてありがとー』って」
(; ゚∀゚ )「わけわかんないこと言うなよ!ったく
……
じゃあこうしよう。おままごとしながらカチコミするなら遊んでやってもいいぞ」
(*゚∀゚)「アリだな」
(*゚ヮ゚)「じゃあつーちゃんもかぞくだね!つーちゃんはわたしの子どものやくだよ!」
( ゚∀゚ )「えっアリなのかよ。そんで母子家庭かよ」
(*゚ー゚)「だってパパはでかけてるもん。ギコくんっていうんだけどー」
( ゚∀゚ )「だれだよそいつ
……
ここにいないやつとなんかあそべるわけないだろ」
(*゚ o゚)σ「いるよ?」 Σ(゚Д゚,,)
Σ(; ゚∀゚ )「うわああああ!!!なんかちょっとはなれたところから見られてる!?!?」
(*゚∀゚)「アニキおどろきすぎだぜ」
(*゚ワ゚)「ほら、ギコくんおいでー!みんなであそぼーよ!」
(,,゚Д゚)「
……
」
( ゚∀゚ )「
……
な、なんだよ」
(*゚ー゚)「えーとぉ、まずはじこしょうかいしよ!」
(*゚∀゚)「おう!オレはつーってんだ!ギコとやらだっけか、今日はよろしくな!」
( ゚∀゚ )「
……
オレはアヒャ。よろしく」
(,,゚Д゚)「
……
ギコです。よろしく」
(;゚∀゚)「
――
ア、アニキもギコもキンチョーしてんのかよ。空気おもいぞ?」
(*^ー^)「ふふ、みんなであそんだらすぐになかよくなれるよ!」
(*゚∀゚)「
……
ま、そうかもな!よーし!それじゃあギコはオレの"しゃてい"役だ!これから朝ごはんに食パン食って家族みんなでカチコミ行くんだから、じゅんびにつきあえ!」
(,,゚Д゚)「つーちゃんとアヒャくんはしぃちゃんのともだち?」
(;゚∀゚)「え?あ、うん。本当はいとこっていうらしいけど
――
」
( ゚∀゚ )(
……
友達なら、仲良くしなきゃいけないのに、なんかいやだな)
(*゚ 。゚)「
……
アヒャくん、どうしたの?」
( ゚∀゚ )「別に」
(*゚ー゚)「そっか。
……
きゅーにきめてごめんね。ギコくんほっとけなくて
……
」
( ゚∀゚ )「
……
そりゃ、お前なら仲間外れにはしねぇよな。わかってる、いっしょに遊べばいいんだろ」
(*゚ヮ゚)「うん!だいじょーぶ、いっしょにあそんだら、もうおともだちだよ!」
(*゚∀゚)「おい食パン!朝メシの時間だぞ!」
( ゚∀゚ )「
……
ったく、しょうがねーなぁ。オラァ!とくとこの食パン様を食らいやがれ!」
(*゚ー゚)「ちがうよー、しょくパンはもっとやさしいんだよ。もっかいやって」
( ゚∀゚ )「ちっ
……
」
***
それは、かつての現実。
それは、遠い過去。
瞼の裏に映るこれを走馬灯だと言うのなら、きっと俺はこの光景を酷く恋しいと思っていたのだろう。
「
……
を、よろしくお願いします
……
」
……
この声は、誰だっけ
……
。
***
( )「
――
!
――
キ!」
(;゚;;∀゚)「アニキ!」
( ∀ )「
……
」
( ゚∀゚ )「
……
つー?」
(;゚;;∀゚)「あ
……
よかったぁ
……
ちゃんと起きたぁ
……
命にべつじょーはないって言われたけど、だからって
……
」
つーが胸を撫で下ろしながら、やけに弱った声で話している。
目が覚めて真っ先に知覚したのはそんなつーの様子と、見渡す限り白い室内。それと鼻をつく薬品の匂いだった。
(; ゚∀゚ )「
……
なんだここ、病院?というか
……
つーお前頬が
……
!ぁ痛ッ!」
(;゚;;∀゚)「あ
……
これは大丈夫だぜ!うん、きっと隠せるし
……
それよりアニキ!頭打ってるし入院するって医者が言ってた!」
(; ゚∀゚ )「あ〜
……
やっぱ変な感じなのはそのせいか
……
?」
(;゚;;∀゚)「「だから絶対安静にしろよ!もうオレにはアニキしか
……
っ!」
――
それは、
( ゚∀゚ )「どういうことだ」
(;゚;;∀゚)「
……
覚えてないのか?」
( ゚∀゚ )「悪い、目覚めたばかりでぼんやりしてて
……
」
……
なにかが、思い出したくない何かが脳裏に浮かんでいる。さっきまで見ていた幼い頃の光景に影を差すような、なにかが。
( ;;∀ )「
……
じゃあ、オレが話すよ
……
」
つーの拳がギュッと握られる。
( ;;∀ )「あのなアニキ。昨日、父ちゃんと母ちゃんの帰りが遅いからって二人とも早く寝ちゃっただろ?そんときギコが来たんだよ
……
」
( ゚∀゚ )「ギコ」
確か、しぃの友達の
――
( ;;∀ )「いつの間にかオレの部屋にいてさ、包丁持っててさ、寝てるオレに振り下ろそうとしてたところで目が覚めてさ
……
」
( ゚∀゚ )「
……
は?」
( ;;∀ )「叫んでベッドから落ちて逃げようとしたらアニキが来てくれて、アニキとギコが戦ってる間にオレ、外に逃げたんだ
……
」
( ゚∀゚ )「
…………
」
( ;;∀ )「近所中走り回ってよぉ、気づいたら誰かが警察呼んでくれたみたいで
……
俺は怪我で済んだけどアニキは気絶してて
……
っ!」
( ∀ )「つー」
( ;;;∀;)「ごめん、一人で逃げて
……
ごめんアニキ。ごめん
……
っ」
( ∀ )「しょうがねぇよ。オレだって
……
声ひとつかけられるなら、オレを置いてでも逃げろって絶対に言っていた」
( ;;;∀;)「アニ
……
キ
……
」
つーの声はすっかり嗚咽の混じったものになっていた。普段の豪快で粗暴な振る舞いをかなぐり捨て、子供のようにわんわん泣くつーを見ていると、自分は兄としてこのニンゲンの前にいることを再確認させられる。
ゆっくりと上体を起こして、未だ泣き続けるつーに胸を貸す。頬の切り傷を避けるように、オレは愛しい妹の頭をそっと撫で続けた。
……
胸中では、ただただ怒りのようなものが渦巻いている。
つーに対してでは断じてない。勿論、あの殺人鬼に対してだ。
幸い記憶喪失には至らなかったようで、オレは昨夜のことを全て思い出した。
(# ∀ )『
――
テメェッ!ぜってぇ殺すッ!!』
(,, Д )『
……
』
(# ∀ )『
……
やっぱり気にくわねぇ、なんでこんなのにしぃは
……
』
(; ∀ )『ッぐぁ!?』
(,, Д )『
……
それでも、あなたに頼みたい』
(; ∀ )『はッ
……
ぁ"あ"、なんだよ
……
!?』
(,,゚Д゚)「しぃを、よろしくお願いします
……
」
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