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とむぢ
2026-05-19 03:41:24
3771文字
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ストレス解消法について/A▲▽,S▲▽,G▲▽
タイトルのまま。短文×3
甘さはA▲▽>G▲▽>S▲▽の順で甘い。A▲▽に至っては付き合ってるかもしれない。
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2
3
ストレス解消法について/G▲▽
Q.ストレス解消法はなんですか?
「ストレス?」
「なんの?」
部下からの質問に、黒と白のボス二人は同時に首を傾げた。まさか聞き返されるとは思っていなかったカズマサは言葉に詰まる。
「ボスたちって仕事のストレスとか溜まったりしないのかなと
……
」
「カズマサ、あんまボスらに失礼なこと聞きなや」
隣で話を聞いていた同期のクラウドに睨まれるが、カズマサは何処吹く風だ。久しぶりに職場まで迷わずに行けた上に、駅員室に行けば休憩中のサブウェイマスターに会えた。よく機械人形みたいだと噂される双子の上司のことを知るチャンスだと積極的に会話を試みたのは良いものの、初手で急ブレーキが掛かってしまった。
「なるほど! 仕事のストレスのことでしたか! そういったものは一度も感じたことがありませんね。わたくしもクダリも、毎日のびのびと働いております」
「ぼくもノボリも今の仕事が大好き。ポケモンバトルもいっぱいできる。サブウェイマスターになってから、毎日すっごく楽しい!」
「クダリの言う通りです。このようにわたくしどもがストレスなく働けるのも、バトルサブウェイへご乗車になる挑戦者の皆様方、そしてギアステーションに勤務されている皆様のおかげでございます! そこには勿論、カズマサ様とクラウド様も含まれておりますよ」
「そうだねノボリ。ぼくまだまだもっと働いて、みんなにいっぱいありがとうのキモチ伝える!」
なんて良い人達なんだろう。思わずカズマサは拍手をしていた。毎日あれだけ忙しそうにしていても、疲れた顔一つ見せずに車掌として乗務もこなして、サブウェイマスターとしてポケモンバトルもこなす上司が、こんなにも格好良い。見ればクラウドも作業している手が止まっていた。
「しかし、全く疲れないと言ったら嘘になります。皆様もご存知の通り、わたくしどもも人の子ですので
……
」
「そんなときはカンタン!」
話の途中で二人が何かしらのアイコンタクトを取ったかと思えば、全く同じタイミングで両腕を広げた。そのまま熱烈な抱擁を始める。それも部下二人の目の前で、まるで離れ離れだった恋人が再会を果たしたような、ドラマのワンシーンみたいな抱擁だった。抱き締め合いながら、ノボリとクダリは顔だけをカズマサの方に向けて同時に言う。
「こうすれば急速に元気がチャージされます!」
「実はね、疲れてなくても毎日してる」
なんて仲の良い兄弟なんだろう。たしかにハグは癒し効果があると聞いたことがある。美しい兄弟愛を目の当たりにしたカズマサは、希望に溢れたキラキラした瞳で近くにいるクラウドに詰め寄った。
「ねえ聞いたかいクラウド! ボスを見習って僕たちの間でもハグを流行らせよう!」
良い返事を貰えなかったのは言うまでもない。
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