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サブ者さん
2026-05-06 21:33:44
1328文字
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ビタートラップ
いつものように病室を抜け出したコール。今日はいつも通りにはいかない……?
こんなタイトルですがギャグです。微量のコルニコを含みます。
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ようやく見たニコールの顔は、どこか「してやったり」という表情をしていた。
しかし、それはドアの向こうに対してではなく
……
──グイッ!!
「うぁあっ!?」
……
突然腕を引っ張られたかと思うと、俺はあっという間に羽交い締めにされていた。
浮き上がった脚をいくらばたつかせても、降ろしてくれる気配がない。
「なんっ
……
ニコール!? 何が起こってんだ!?」
「よ〜し、捕まえた。へへっ、意外とうまくいくもんだね?」
楽しげな声が呼びかけた先には、見覚えのある白衣姿
……
「ごめんなさいね。イアンが診察しようとしたら逃げてくると思って、ニコールに協力してもらったのよ。」
ニコールは俺を持ち上げたまま話しかけてくる。
「一緒にリハビリするって決めたでしょ? だったら先生の言うこと、ちょっとは聞くべきだと思って。」
「あー
……
そうかよ
……
。」
抵抗するのも虚しくなり、がっくりとうなだれる。
その直後、耳障りなドアノブの音が消え、イアンが息を切らしながら入ってきた。
「あ、開いたっ! コール
……
って、あれ? エイダ?」
「イアン、知らせてなくてごめんなさい。それと、頑張ってくれてありがとう。」
彼はイマイチ状況が飲み込めていない様子で、困惑の表情を浮かべながら周囲をうかがっている。
---
「
……
ということだったのよ。分かったかしら。」
「ああ、うん
……
そういうことなら、追いかけたのも無駄じゃなかったのかな
……
。はぁ
……
まだしんどいよ。」
今までのあらすじを伝えられた俺たちは、揃って肩を落とした。
「さて、皆集まっていることだし
……
このままミーティングにしましょうか?」
……
こうして、今日も「ごく普通」の1日が過ぎていくのだった。
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