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MN*B
2026-04-27 23:26:09
22664文字
Public
二次創作
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化楽 ―バケガク―
カラスド/降霊サークルの裏切者派生二次創作
オリ主・固定名あり・外見なし
解釈保存を兼ねた小説の為、新規情報と矛盾している可能性が含まれます(おおよそ2026年3月までのもの)
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無骨なテーブルを挟み、向かい合って座る。
彼は相も変わらず、何が楽しいのか笑みを絶やさず、俺のことを見ていた。
俺は身体の前で腕を組み、冷ややかな目を対面に向ける。
「数年ぶりに連絡があったかと思えば、無様だな」
「おっと、一言目からとんだ挨拶ですね。久しぶりに会った相手にヘヴィー!」
「斬新な遺言だ。キミのご家族にも伝えておくよ」
「
……
怒ってます?」
「ああ。まあね」
俺をこんなところに呼びつけて、しかも厄介な面倒事に関わらせるとはな。
俺が良い顔をしないことはコイツも分かった上で、敢えてそうしているに違いなかった。
「何をやったか知らないけど、弁護ならもっと適任が居ただろう」
俺は彼の弁護はしない。そのことはコイツも身をもって知っているはずだ。
なのに何故、俺を呼び出した。明らかな人選ミスだ。
「そうかもしれません。でも、
――
アナタなら
できるでしょう?」
得意ですよね、自己弁護。
……
含み笑いの裏でそう言われた心地がする。
それは俺が受けた印象で、コイツはそうとは言っていない。それでも、俺にはそう思えた。
俺が動くにはそれで十分で、きっとコイツもそれを分かっている。
「
……
どうしようもないヤツだな」
俺も、お前も。
俺は溜息をつきながら片手で口を覆い隠して、その下で自然と唇が吊り上がったのが分かった。
こうも悪辣であからさまにヒトを利用する奴がヒトでない道理はどこにある。
……
嗚呼。これだから人間ってのは面白いんだ。
変な疑いをかけられてしまうコイツも、疑いをかけずにはいられない人間も、そしてそれらに関わってしまう俺も。俺からすれば等しく、ヒトらしいものでしかなかった。
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