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はしびろこう
2026-04-17 12:28:21
3991文字
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俺が、プ○キュアに‥?!
アシュヨダ前提のプ○キュアパロです
全てが出オチ。続かない。
1
2
二人目の勧誘
「いや、衣装ピンクは流石に」
流石に俺には似合わなくねぇか。旦那はでかいが可愛いから許されるが。
「安心しろ、貴様は黒だ」
「は?俺は黒?」
伝統衣装とか言ってたのに?と思うが、やはり一応考えられてはいるらしくぬいぐるみ、カルナと名乗った男は首を縦に振る。
「ああ、二人組の場合、せっかくのガタイのいい戦士が2人とも膨張色では軽く見える、と会議で決まってな。片方は重厚感を醸し出せる黒衣装。無論ピンクの方が人気なのだが、先にこの男に決まった。許せ。プリキュアは圧倒的に強いと、見た目でわからせねば」
ぬいぐるみばかりの会議で強そうな戦士について本気の侃侃諤諤の会議を想像しかけてやめた。フリップに出てくる男が先ほど見せられたプリビーマとかいう男に着せてそうだったので。
「こっちの女児向けアニメとの絶妙なカラーのシンクロがあんのなんなんだ」
「強靭!無敵!最強こそがプリキュア」
キャッチコピーは遊⭐︎戯⭐︎王みがあんのは一体なんなんだ。
「でかい!強い!かっこいい!やはりヒーローはこうでなくては」
怪獣映画か?ってくらい熱烈に誘われたが、その日は手伝いはするが考えさせてくれと持ち帰った。旦那の手伝いはやぶさかでは無いのだが、流石にあれで公衆の面前で切った張ったは
……
旦那の隣でかっこよく無いことをしたく無い。いやわかってる、そんな見栄とか言ってる場合じゃねーことは。あとミニスカートが似合う気がしないのも困るが
――
。
その場で断らなかったのは、二人目の衣装があるということは、俺以外が選ばれる可能性を考えたからだ。
――
俺以外の男と、旦那がコンビで
――
。
――――
ドォオ‥遠くで爆発音が聞こえた。
「アシュヴァッターマン、急用だ」
ぽぷん!非常にポップな音を立てて壁を正拳突きで突き破り、人形
――
カルナが飛び込んできた。
服を買いにきての試着室の壁である。音が可愛ければいいって問題では無い。
「な、おま『緊急速報です。怪獣が現れました。前回と同様、銃火器での掃討やヘリでの接近は不可能と判断されます!』
ニュースの緊急速報が耳を持っていった。
「っはぁ?!」
銃火器やヘリの接近が不可能?!どううことだと思ったら、正拳をきめて壁に穴を開けたぬいぐるみが空中に一礼。武士か?
「当たり前だ。魔獣に銃火器など効くものか。ヘリなど言語道断。電気製品など半径五十メートルは使い物にならん」
「なっ‥」
「
魔
・
法
・
と
・
現
・
代
・
機
・
械
・
は
・
両
・
立
・
で
・
き
・
な
・
い
・
」
「つ、つまり?」
「あの魔物が出現した瞬間、周りの電気製品は使い物にならなくなる」
「
――――――
」
――
ここは東京のど真ん中である。
経済損失の四文字が頭に躍る。半径五十メートル。
「言っただろう、この世界が大変なことになると」
経済的な意味合いで?!?!
「魔法の世界の怪獣には魔法攻撃以外はいまいち効果がない。魔獣への攻撃は、俺たちクル国の
――
魔法の世界のものを使う」
「‥っ」
「たとえばこれは字が上手く書ける手袋」
「普通に便利そう」
「これをつけて殴れ」
「攻撃系の魔法がついてるんじゃねーのかよ!?」
「馬鹿者。普段は平和な魔法の国で下手に攻撃兵器や武器など作ってみろ。世界は半分荒野になるし叛逆の意思を疑われるぞ。何のために屈強な男性をプリキュアに選んでいると思っている!」
ど正論!!!!
「お前もプリキュアにならないか」
「ーー旦那は」
「この間の戦いで」
「?!怪我?!」
「腹が冷えたと手洗いだ」
正義のヒーローだってお腹を冷やすのだ。次は腹巻きもつけてやってくれ.
「クッソ!やってやるよ!」
「契約成立だ」
カッ
――
空間が光る。更衣室でよかった。よかったが。
「スカートみじけえよ走れねえし蹴りも無理だろ!?」
「膝丈のものはない、膝上15センチ以上と決められている。恥じる事でも?」
「いやお前、」
「戦士が恥じるべき時は、戦いに負け無様に逃げだし守るべきものを守れなかった時だ。違うか」
もうこいつが戦った方がいいんじゃねーかな。
「何一つ違わねえけど
……
この国では男はこんなに足ださねーんだよ」
「なるほど、金的が弱点だったな。サポーターの金カップがある。」
カッ。股間が光った。もう突っ込まねーぞ。股間のガードができたのはわかる。
「ちが、くねえけど顔も隠せねえか?!」
カルナが怪訝な顔をする。ヒーロー活動に顔を隠すだと?と動揺を隠しきれない顔である。だよなそういう感覚だよな!
「タイガーマスクと
……
言うことか」
違うけどこのぬいぐるみ日本アニメ好きだな?
「奥ゆかしいヒーローもよかろう。これをつけろ。顔に認識阻害をかけてやる」
「認識阻害?!そんなんできるのか!?」
「ああ」
ヘアピンである。フリルとハートはついてるがそれだけで顔が隠せるなら安い!!
――
そして俺もはれてプリキュアとなり、旦那とこの国の経済損失を少しでもなくすために戦うことになった。なお後で魔法の録画を見たら顔がモザイク処理みたいになっててそのまま動くのでとても怖い。旦那はピンクのシュシュで同じことされてた。
20250508.
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