Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
spicy2drop
2026-03-08 00:00:00
2714文字
Public
Clear cache
おまけ~未来組WEBオンリーに間に合わなかった短編たち~
ここまでようこそ。タイトル通りのものです。
ほんとにおまけなのでどうぞ他の方の素敵な作品を見てきていただいて、もし時間があったら…
思いつくタイミングがギリギリすぎて冒頭部分までしか書けなかった短編を2本。
いつか完成させたいです…
1
2
3
不思議の国のエウレア
――
レジェンド
……
解放
――
――
……
へのリンク開始
――
「なんだねこの反応は? 今までにないデータの動きが発生しているようだが
……
」
「ええ
……
どうにもこれまでのリンクとは反応が異なります。おそらくこれは"強い願い"の
……
」
あたたかく心地よい場所でエウレアは目を覚ましました。
視線の先には抜けるような青空、背中には地面に寝ているような感触があります。
「あれ
……
私
……
?」
身を起こせばそこは草原でした。
自分は戦場にいたはずです。機械の兵士と人類との壮絶な戦いの果に荒れ果てた戦場に
……
それが今は澄み渡った空の下、花々に彩られた草原に横たわっているのです。
「私、なんでこんなとこに?」
立ち上がって、エウレアは言葉を失いました。
自分のいる草原の周りは公園のような場所になっており、ちらほらと人の姿が見えます。
遠方にはビルが立ち並び、まったく戦場の面影などありません。
「えっ、人が
……
いる? 街もきれいで
……
本当にここどこ?」
平和すぎる風景に戸惑い、おろおろと周囲を見回したその時、エウレアの視界の端を白い影が駆け抜けていきました。
「
……
?
……
!」
一瞬立ち止まった白い影はなにか呟いていたようですがエウレアのところまでは聞こえません。
驚いている間にすぐにまた走り出し、公園の外の方まで駆け抜けていってしまいます。
見たことのない服装ですが、間違いありません。あの顔は
……
「アポリア!」
エウレアは恋人の走り去った方角に向け、慌てて走り出しました。
公園のすぐ前には噴水のある広場がありました。
カフェやカードショップなどの店舗が立ち並んでいるようです。
「こんな活気のある街なんて、子供の時以来かも
……
」
エウレアはきょろきょろと街中を見回しますが、アポリアの姿は見つかりません。
「本当にどこなんだろう、ここ
……
こんなきれいな場所があるなんて素敵なことだけど、ここもそのうち破壊されてしまうんじゃ
……
」
そんな心配をしながら歩いていると、
「あら、どうされたんですか? ここに来るのがはじめての方?」
自分とあまり変わらない年頃の赤い髪の女の子が話しかけてきました。
「あっ、はい
……
あの、ここは一体どこなんでしょうか?」
「どこって
……
もしかして別のワールドから来てしまったのかしら? たしかに見慣れない格好だし
……
」
少女の言っていることはよくわかりませんが、初対面にも関わらずエウレアを気にかけてくれているようです。
「あの、私、知人を探しているんです。さっき見かけたのに見失ってしまって
……
ええと、こう逆立った髪の男性なんですけど
……
」
「じゃあ、人探しもしないとね。私は十六夜アキ。私でよければこのワールドを案内させてもらうわ」
(つづく)
1
2
3
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color