和泉 小夜
2018-01-28 12:53:42
1516文字
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ジレンマ(燭へし)

燭へしです。相互さんの一枚絵から考えさせていただきました。ぶわーって書きました。タイトルは想い浮かばなかったので、絵と一緒に投稿されているツイートをお借りしました。


仕事を終えて、長谷部くんの部屋に行く。
黒田に居た短刀たちと、昼寝をしているようだった。
本当は色々と話したいことがあったけれど、夕餉の時にしよう。


夕餉になると、今度は織田の短刀が彼に話しかけていた。
思い出話をしているようで、僕の入る隙はなかった。
夜にでも部屋にお邪魔しようかな。


夕餉の片付けも終わり、夜も更けた頃。
部屋にお邪魔しようとすると、黒田の槍と、織田の打刀が居た。
「あ、先客が居たんだね……
「燭台切か。どうした、何かあったか?」
「んー。きみとお話がしたかったんだけれど、明日でいいや。急ぎなわけでもないし」
「そうか?何なら今でも構わんぞ?」
「大丈夫だよ、ありがとう」
「きみが酔わないのは知っているけれど、お酒、あまり飲みすぎないでね」
「分かった、気を付ける」

そう、挨拶にも似た会話をして、彼の部屋を後にした。