─数年前
赤塚警察学校
《・・・諸君は新基準によって採用された
最初の卒業生である─》
ねえ?俺達これで
警察官になるんだ?
そういうことだな。
《・・・身内に様々な人間がいる者でも
大事なのは諸君の警察官であるという
その誇りと自覚である─》
(しっ!私語はするなよ。)
あ~、おっかねえなぁ
優等生は・・・!
フッ。
お前の方が上のクラスもあっただろう?
(しっ!静かに・・・!)
ねえ、一松兄さん。
さっきどこ行ってたの?
うん、ちょっと。
今日は飲むぞ~!
もう。
《赤塚の為に活躍してくれる事を
大いに期待する。
おめでとう!》
高級カラオケレストラン
松林閣(ツォンラムカ)
─PM 2:30
おめえたち、よくやったなぁ。
がんばったな。
ハイ!父さん!
まあ、そんなに勉強してないけどねえ!
何とかなっちゃったね!へへーん!
俺ってやっぱりカリスマ?だから?
ちょっと!
割といい成績だったんだからね!?
僕と一松兄さんとチョロ松兄さんは!
何言ってんの?俺達6つ子だよ?
大した差はないじゃない!?
全員卒業してるし、誤差だよ誤差!
規則違反ナンバーワンが言うんじゃないよ。
何回脱走したんだよ!?
どうして休みの日まで待てないかなあ?
まあ、実際に脱走した内の
10分の1しか見つかってないんだから
上出来じゃない?すごくない?俺!
えーっ!?実際は10倍って事!?
どれだけカラオケしたいんだよ!
バカなの!?
・・・ん?
お前いつの間に着替えたの?
気が付くの遅いよ。
シワになるだろ?ニオイだって着くし!
なんで着替えないんだよ?逆に!
えー・・・。
曲入れたよー!
《という事で、僕に任せて!》
あ!チョロ松!てめっ!?
一曲目は俺でしょおッ!?
《マイク!マイク渡せっ!》
これから複雑になっていくな。
色々と・・・。
企業という形をとってはいるが・・・。
知ってる。新しい商社のビルでしょ?
外(よそ)から大きな勢力が
赤塚へ流れ込んできている。
うん。
庄父さんは、敵が多い。
警察と自分の組織だけの
単純な関係ではない。
立場を利用してでも、他の勢力の動きを
抑えておかないといけないと思ってる。
その為の「身分」でしょ。
ああ、そうだな。
ここにきて、誘拐や行方不明が
増えているのも気になる。
制服って、いいよね~。
へへっ!女の子にモテるかなあ・・・。
《♪開けないで閉ざすのよ扉を~》
この「ご身分」を、目一杯楽しみましょ~!
《♪・・・このままっで~永遠に!》
よく、聞こえるよね。
これ・・・・・・アニソン?