しょう「一歩も動きたくない」
#お題ガチャ #ひとこと台詞ガチャ
https://odaibako.net/gacha/536
「ねえ、ショウ。いい加減布団から出たらどう?」
「
……あと五分」
「それ、四回目だよ。トータル十五分許してあげたんだから、そろそろ起きて」
「やだ」
俺の肩を揺さぶる藍に思い切り抱きついて、断固としてこの温い空間から抜け出ねえぞという鋼の意思を主張する。藍は深々とため息をつくと、俺の肩から頭へ手をスライドさせた。
起きろというクセに、藍の手はいつもより優しい。昨日までハードなスケジュールをこなしていたのを知ってるから甘やかしてくれてるんだろう。そりゃあ全力で甘えなきゃ損だよな。
「一日オフだからって、だらけすぎ」
「オフだからこそだらけてもいいじゃんか」
「目覚めてから十五分だらければ充分でしょ。そろそろ起きないと朝食が昼食になるよ」
「いーや、まだ一時間は行ける。ヨユーで朝ナックできるし」
「十時半までこうしてるつもりなの?」
「だって、まだ一歩も動きたくねえし」
「
……もう」
呆れ声だが、やっぱり藍の手は俺の後頭部を優しく撫でてくれる。本気を出せば俺を強制的に布団から追い出せるのに、全然そうしようとしねえんだから、恋人モードの藍はマジで甘々だ。口以外は。
「じゃあ、後五分待つけど、そのまま寝ないでよね」
「おう。俺と布団とたくさんイチャイチャしような、藍」
「
……布団以外でもしてよね」
やや不満げに言う藍が可愛くて、俺はその頬に唇を寄せた。
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