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トニー
2026-02-13 20:30:00
1655文字
Public
感想・紹介
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判官(木苏里)の紹介と感想
■ストーリー
臆病な少年 夏樵(シア・チャオ)の祖父は25年ぶりに蘇った判官の聞時(ウェン・シー)を家に迎え入れる。
判官とは霊的な力を持つ能力者たちで、彼らはいくつかの家(系統)に分かれて代々この世に未練を持つ魂を救済したり汚れを祓ったりしてきたのだった。
祖父が聞時を迎え入れるや否や亡くなってしまい、それとともに財産も全て消え失せたため、夏樵は余った部屋の賃貸人を募集することにする。
賃貸人として来た男は聞時や夏樵とは別の判官の家系の厄介者で、全身が業障(人が背負っている罪業のこと)まみれの謝問(シエ・ウェン)だった。
■感想
前半はひらすら籠(ロン)(霊的なダンジョンのようなもの)に迷い込んでは脱出する展開が続きます。
つまらなくはないものの本筋が動かなすぎて挫折しそうだったのですが、60章くらいから急激に話もキャラクターも動き出して最後まで一気読みしてしまいました。
前半を読むのにかかったのが1ヶ月、後半を読むのにかかったのは2日でした。(どんだけ)
後半はダイナミックな展開やむず痒くくすぶるような恋愛模様や驚きの事実、スペクタクル描写が連続していて文句無く面白いです!
設定や展開自体は終始ちゃんとしているので、前半のフックさえあれば傑作だったと思うのですが、後半の面白さだけでも読む価値はあると思います。
ちなみにフックについてですが、主人公の願望が話を推進する構造になっているか、読者の「(先の展開や真実が)知りたい」という気持ちに訴えかける構造になっていないといけないと思います。
前半はこれができていないので、全部ただ巻き込まれるだけの話になってしまってるんですよね。
そこが勿体なかったです。
でも本当にかなり面白いので、是非読んでみてください。
恋愛模様もかなりいいですよ。
ちょっと迷いますが、私の評価はAとしたいと思います。
(前半面白くて後半失速したら駄作なのですが、逆なのでOKだと思います)
ちなみにキャラクター紹介を省略したのはあえてです。
カップリングに関して予想と違って驚いたことが2つあったので、あえて秘匿してみました。
私が変なのか、それともこの作品の描写自体がミスリードを誘っているのか知りたいので、読んだ方はどう思ったのか是非教えて下さい。
■ネタバレ(カップリングに関する予想外だったことなど)■
私は最初聞時と夏樵がカップリングだと思っていたので、聞時と謝問が怪しい雰囲気になったときに「えっっ??そっち!?」ってなりましたw
だってあたかも夏樵がメインキャラみたいだったんだもんw
あともう一つの驚きは最後の最後で聞時と謝問の受け攻めが予想と逆だと判明したことです。(挿入ありのベッドシーンまで気づきませんでしたw)
謝問が病弱病弱と連呼されていたため、謝問の方が儚げ美人キャラだと思っていたんですよねw
実際は謝問の方が背も高くて聞時の方が美人ぽいみたいですね。
聞時はともかくとして、そのせいで謝問の容姿がイメージできなくなってしまいました。
私は途中までずーっとろしゃおへいのしーむーずさんみたいなのをイメージしていたので、もう修正不可能ですww
あと、これってラジドラにウーレイ先生が出てくるのは知ってるんですが、誰役かは知らないんですよ。
もしかしなくても謝問ですかね???(このあと自分で確認しますが)
これまたしーむーずさんイメージと違いすぎる 🤣🤣🤣
ちょっと真面目な話をすると、前半のフックとして、最初から聞時の過去話を並行して進めれば良かったんじゃないかなあと思いました。
「名前を変えた」等の設定を入れて、過去編の誰が現代編の誰なのかをわからないようにしたりして。
そうすると読者は「誰の話?」「一体過去に何があったの?」ってなりますからね。
または「理由は思い出せないけれどどうしてもやりたいことや解明したいことがある」という状態で聞時をスタートさせるとかね。
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