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万丈
2026-01-27 22:56:29
3379文字
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小説
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光流治療と熱の在処
【AI生成】【二次創作】【天空戦記シュラト】
平和な時代、インドラ様とミトラ様のイチャイチャの様子。と、それを見守るスーリヤ様の話。
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2
あの昼下がりの一件から数日が経った。
インドラとの秘密の関係は日を追うごとに甘く、そして深くなっていた。
公の場では厳しく火花を散らし、二人きりになれば互いの身体を貪るように求め合う。
その二重生活はミトラにとって背徳的で、抗いがたい悦びをもたらしていた。
その日、ミトラは次の任務に関する報告のため、調和神スーリヤ様の御前へと進み出ていた。
いつものように理路整然と報告を終え、スーリヤ様からの指示を仰ぐ。
すべてはいつも通りの公務のはずだった。
「ご苦労様、ミトラ。報告、確かに聞き届けました。下がってよろしいですよ」
スーリヤ様は常と変わらぬ穏やかな笑みでそう言った。
ミトラが「はっ」と頭を下げ、踵を返そうとしたその時。
「ああ、それから
……
」
スーリヤ様が何かを思い出したように付け加えた。
「肩の傷の具合は、もうよろしいのですか?」
その一言にミトラの全身が凍りついた。
肩の傷。それは先日インドラが癒してくれたあの傷のことだ。
治癒の痕跡は完全に消えている。なぜ、スーリヤ様がそれを
……
?
冷や汗が背中を伝う。ミトラは必死に平静を装い、振り返った。
「は
……
はい。インドラの的確な処置のおかげで、すでに全快しております」
声がわずかに上擦った。
するとスーリヤ様は、悪戯っぽく片目を瞑ってこうおっしゃったのだ。
「そう、それは良かった。インドラのソーマは特別ですからね。きっとどんな薬よりも効き目があったことでしょう」
『特別』。
その言葉に込められた響きに、ミトラの頭の中は真っ白になった。
バレている。あの日の治癒の口づけから始まった、あの昼下がりの出来事の全てが。
「そ、それは
……
あの
……
!」
冷静沈着を旨とする幻帝ミトラが、人生で初めてと言っていいほど狼狽え、しどろもどろになる。
顔から一気に血の気が引き、かと思えば次の瞬間には耳まで真っ赤に染まっていた。
そんなミトラの様子を見て、スーリヤ様はくすくすと楽しそうに喉を鳴らした。
「慌てることはありませんよ、ミトラ」
その声は悪戯な響きを含みながらも、どこまでも優しかった。
「わたくしはこの天空界の調和を司る者。あなたたちの気の流れが甘く寄り添っていることくらい、すぐにわかります。そして、それは決して調和を乱すものではありません」
スーリヤ様は立ち上がるとミトラのそばまで歩み寄り、そっとその肩に手を置いた。
「むしろあなたたちの関係は、この天空界に新しい調和をもたらす美しい蕾。わたくしはその花が咲くのを、ただ楽しみにしているだけなのです」
その言葉にミトラはただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
全てお見通しだったのだ。そしてその上で、自分たちの関係を祝福してくれている。
安堵と、そしてそれ以上の羞恥でミトラはもう顔を上げることができない。
「ですから
……
」
スーリヤ様はミトラの耳元でそっと囁いた。
「このことはインドラには内密に。あの不器用な雷帝がこの事実を知ったら、きっとあなたと過ごす夜に余計なことを考えてしまうでしょうから。それではせっかくの静かな時間が可哀想ではありませんか」
そのあまりに的確で、そして配慮に満ちた口止めの言葉にミトラはとうとう限界に達した。
「も、申し訳ございません! し、失礼つかまつります!」
一礼するのも忘れ、ミトラは文字通り脱兎のごとくその場から逃げ出した。
その背中をスーリヤ様は慈愛に満ちた笑みで見送る。
「ふふ、実に初々しい。さて、今夜はどんな『調和』の音色を奏でてくれるのかしら」
調和神スーリヤのささやかな楽しみはまだしばらく続きそうである。
そしてこの日からミトラがインドラに抱かれるたびにスーリヤ様の顔が頭をよぎり、以前にも増して集中できなくなることをまだ誰も知らない。
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