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八神 アリス
2026-01-14 11:40:57
2566文字
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モノノ怪
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【学園パロ】菓子パン王子と、おせっかいな料理人(コック)
大好きな絵師さんが書いている学園パロを題材にして書きました。
恋愛要素はありませんがちょっと坤離風味かも?
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次の学校の日の朝。坤為地はいつもよりも早く起きて、キッチンへ向かった。
前の晩にタイマーをセットしたご飯はすでに炊きあがっている。今日は雑穀のご飯だ。
きれいに混ぜて取り出した後、自分の分は弁当箱にそのまま、離為火の分は食べやすく小さめのおにぎりにして詰めた。
おかずのだし巻き卵も完璧だ。今日のはツヤツヤに焼けた気がする。
彩りの野菜や、他のおかずも弁当箱に詰め、離為火の弁当箱は手近な風呂敷包みで包んで、弁当用のバッグに入れる。
いつもとは違う、二個のお弁当をも持って、離為火を起こしに行く。
「りーかー! おはようございます!」
相変わらず早く起こしに来た。本当に弁当を作る時間はあったのだろうか?と、ふと心配になる。すると、坤為地が小さな包みの入ったランチバッグを渡してきた。
「今日のお弁当です、ではお昼にいつもの場所で」
「あ、ああ
……
」
お昼休み。
いつもの場所へ弁当箱を持って向かう。
「坤為地」
「りーか、お弁当持ってきました?」
「ああ、持ってきた」
バッグからお弁当包みを取り出して、弁当箱を開けてみると、小さな雑穀米のおにぎりと、おかずが上の段に入っていた。
「おや、これは」
「食べやすいように、雑穀米のおにぎりを作ってみました。今回は豆抜きの雑穀米で炊いてあります。初めて作ったので、量が多いなどありましたら遠慮なく教えてください」
「ありがとう、いただきます」
彼なりに食べやすいよう、工夫してくれたのだろう。おにぎりの大きさもちょうど良く、おかずも物足りない、多すぎるなどもなく、とても美味しかった。
「ご馳走さま、ありがとう ちょっと良かった」
「何よりです、また作りますので是非」
その後、『離為火が手作り弁当を持っていた!』と学園内に噂が広まり、女子達がざわつく事案があったが、『弁当を作ったのが坤為地である』と知れ渡った時には、悲喜交々、色々な意味での悲鳴が学園中に飛び交う事になった
……
とか。
それはまた、別のお話。
おしまい
次ページはあとがきです。
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