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すだ
2025-12-24 00:30:00
12148文字
Public
主スバカグ
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聖夜祭狂想曲
舞手スバルと嫁カグヤ。交際前。コタロウのためにサンタクロースになって里の子全員にプレゼントを配るクラマのお話で、スバカグもあるよ。1ページ目はクラマさん大活躍、2ページ目はスバカグプレゼント交換、3ページ目はおまけです。#スバカグ
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「できた
……
!」
カグヤは思わず歓声を上げた。ようやくでき上がった。里の衣装作りを得意とする女性達に教えを請い、とうとうここまできた。
最初の課題であり最難関であった糸を通すことは、『糸通し』なるものを使うことで何とか解決した。その糸通しの穴にさえなかなか糸が通らなくて苦労したのは秘密だ。
何度も指を針で差し、指先は傷だらけだ。あとでこっそりうららかに治してもらおう。スバルに見つかったらとても心配されてしまうから。
巾着を机に置き、中に入れる石を手に取った。炎の力をこめてあるので、少し熱いくらいだ。
「
……
このくらいは、許されますよね」
辺りを見回し誰もいないことを確認する。自宅にいるのだから誰もいなくて当たり前なのだが、これからすることに若干の後ろめたさがあるので仕方ない。
ひとつ深呼吸すると、石に口付けた。
どうかあなたの感じる寒さが、少しでも和らぎますように。
もしスバルがこの贈り物を気に入り常に持ち歩いてくれれば、カグヤの心とずっと共にいてくれるということ。考えただけで胸が躍る。
「気に入ってくれるといいな
……
」
カグヤは人知れず微笑んだ。
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