ヨジ🔞
2025-12-16 16:51:00
13787文字
Public logh
 

【ロイヨブ】カプにならない推しカプすごろく+「憂国」について

遊んだ日:2025/12/05
遊んだ人:ヨジ(@NOT_HUME)
一緒に遊んでくれた人:あかるさん(@akaru_m_sg )、小舟さん(@__kobune__)
カプ:ロイヨブ
遊んだすごろく:自作すごろく

すごろくテンプレート▶https://pixivision.booth.pm/items/1737106

※原作if二次小説「憂国」とその番外編「義眼球譚」シリーズの重大なネタバレ、裏話を含みます。
本編:【ロイミタ】憂国 https://privatter.me/page/693e4d18121d5
番外編:【ロイヨブ】緒【憂国 番外編🔞】 https://privatter.me/page/683a94f14b0e4


(2025/12/18)追記、しますか
※「憂国」ラストの極大ネタバレについての話

【「憂国」「義眼球譚」について】
▶「父」としてのヨブ
私が普段「姫」と読んでいるのはともかくとして(ともかくとして???)、この話のヨブ・トリューニヒトは姫ではなく完全に「国家の父」像を意識して書いてる。つもり。そこにおまけストーリーとして、ロイエンタールの父代理像が乗ってロイヨブになる。
で、本編ラストで、フェリックスの保護者(摂関政治)もやろうとしてたことが判明するわけだ。これにより、青い義眼の碧眼タール設定と、番外編の同人誌書き下ろしタイトル「フェリックス・クルパ」のドカ恐怖(気持ち悪さ)が出て、ウハウハです。自己満足。むろん、書き下ろし書いた時点で既にこのラストは決めていたので、意識して書いてたよ。ちなみに「フェリックス・クルパ(ラテン語:幸福なる罪過)」も「(義)眼球譚」同様バタイユから。『エロティシズム』をテキトーにパラパラめくってたときに見つけて、そこから取った。第二部第六論。これは、結果的にキリストの受肉につながったんだから、アダムの原罪って罪だけど幸いな罪だよね!的なフレーズらしい。バタイユばっかだけど、まあ、憂国だしね、三島由紀夫だしね。
ところで、ロイエンタールは子供を皇帝にさせたがってたとかいう嘘をついたヨブの「父親なんてそんなもん」発言、これまでの流れからすればどう考えても無理ありすぎるだろとしか言えないのに、原作ロイエンタールがマジで「そんなもん」だったせいで謎の説得力が発生するというバグが起きた。こういう発言する案はふんわりと考えてたものの、ハッキリ意識にのぼってきたのは書いた瞬間だったので、ヨブ、お前、本来の世界線の話も利用するなんて何者だよ(べつにそういうわけではない)とか一人でウケていた。一人で。寂しかった。上手くハマってよかった。こういう一文・流れが降ってきたとき、本当に楽しい。
私はロイエンタールの「そんなもん」で救われてしまうところがたまらなく好きですが、ミッターマイヤーはそこと無関係だからこそ真実尊い関係だなと思う。コンプレックスの文脈が載った関係って、「代理」や「ありもしない理想」を探すすさまじい力で、だからこそ「かけがえのある」ものだと思うから。

▶傀儡政治について
ヨブがフェリックスを使って傀儡政治をもくろんでた……というのはあらかじめ決まってた物語の真相だったけど、「摂関政治」と書いたのはその場の筆のノリである。摂政はまあいい、関白……?ということはつまり、ヨブはフェリックスと自分の娘を結婚させて外戚になろうとしていたことになるのですか?怖すぎだろ。
ヨブ、子供いてもおかしくないと思うけど、トリューニヒト夫妻との3Pなんぞを書いた私でも、子供まで踏み込む勇気は、ない。あ、でも子供がいたらロイエンタール夫妻とオスカー少年の境遇と重ねてなんか面白いことができるかも。いやさすがに発想がマッド……フィクションの思考実験だからゆるしてください。
まあ仮に子供がいなかったとしても、外戚になるためなら手段は選ばないでしょう。妻変えるとかね。それでルドルフみたいなことになったらおもろすぎるな、逆に男児しか生まれないみたいな。ヨブ血縁にこだわらない気もするから、なんなら養子迎える説あるなと思うけど、上の女児が生まれなくて困るやつが面白いからなあ。なんかこの可能性も見たくなってきちゃったけど、私には難しいです。フリー素材にしておくので、酔狂な方がいらっしゃったらヨブ関白if(ifのif、二次創作の二次創作)、追求してください。
傀儡政治やったあと自分に皇帝の地位譲らせるとか、首相としてじわじわ全権握るとかの可能性も残しておきたかったから、摂関部分には本編でも詳しく言及しなかったんだけど。いやはや、トリューニヒトのような男に神聖不可侵の皇帝になられたりしたらおしまいだよ的なことをヤンが考えてたの、めっちゃ味がする~~~~。ヤンがそう思うなら……ヨブがそう思ってた可能性……あるだろ!!!(特大根拠、ヤン・ウェンリー)

▶立憲君主制銀河帝国構想について
私、陰謀論者の才能がある! はっはっは、面白い推理だ、高等参事官。小説家にでもなったらどうだ?
ヨブの話した銀英伝歴史観については、どのくらいホントでどのくらいウソか、あまり考えてない。原作にたいする独自考察を盛り込めてよかった。
ヨブプランのアイデアは三島由紀夫のムックに載ってた評論とかを読んで固めていった。本編に関してはあれが今回の事前に読んどいてよかった本ランキング一位かも。ホイ、リンク。三島由紀夫1970 :河出書房新社編集部|河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309980058/
私が好きな「悪役」ってやつを見せてやる!の気持ちで、原作のヨブプランにモリモリしていった。やっぱね、強ければ強いほど悪役はいいですから。壮大であればあるほど、驕慢であればあるほど、くじきがいがあるというもの。「一理あるんじゃね?」くらいまで迫ってくれないと興奮できない。
そういえばなんだけど、私がロイヨブに目覚めたきっかけ、おそらくPSYCHO-PASS(1期)なんだよね。悪役は拳銃射殺型でないとね。まあでも、このヨブプランの細かいところを詰める力はない! 誰かに託します(言うだけタダ村)。
今なんでこんな作者の解説的なモンを書き始めちゃったかというと、今日(12/18)のF版236話を読んだからです。面白かった。やっぱ地球教をもう少しどうにか活かしたいと思うとああいう発想(国教化)になるんじゃないでしょうか。ああ、弾圧は宗教を先鋭化させるって書いた気がしたけど、全部「過激派」に押しつけてなかったことにする……というふうにヨブの話を微調整したから、この文残ってないのか。あと読み返して気づいたけどF版、色々やってるな……長いこと読み返してなかったけど絶対影響受けてる。無意識すぎてちょっと恥ずかしい。
ともあれ、私の場合は色々地球教について書く余裕があったので、屁理屈をこねまくりました。楽しかった。地球教ってそんなに長く生きのびられるほど魅力的か?的なことを自分なりに昇華できて満足。別にオーベルシュタインとヨブを似通わせたいみたいな気持ちはないけど、やっぱやろうとすることはどうしても似てきちゃう。その勝手に似てくるところがおもろい。

▶総括
このくらいならギリ蛇足にならないかなという範囲でおしゃべりしてかなり満足した。
やたら察しのいい隻眼ロイエンタールですが、彼はこのくらい考える力があってもいいかと思うので、キャラの完全崩壊まではしてないと思いたい。ifで色々変えちゃったけど。で、そうしてミッターマイヤーを守りたいがために高まった危機察知能力が、ヨブの物語に回収されかける……という感じにつながり、なんか上手くハマったもんだね。「憂国」のタイトル回収もできて満足、このために「憂国騎士団」の名前を出さないようにしたからな! ゴールデンカムイのゴールデンカムイ的な。
この話は絶対的にロイミタの悲恋(セカイ系である)の物語だけど、ロイミタがひっくりかえってヨブの物語になりそうなところをまたギリギリ引っくり返した感が出せてればいいな。にしても、ロイミタの話なのに詐欺か?ってくらいロイヨブ成分がある。R15くらいのエログロがあるよって言ったけど、そのR15部分を担ってるの、まさかのこの二人なのである。でもごめん、ロイヨブを浴びせることにめちゃくちゃ愉悦を感じている、ごめん。ハマれとまでは言わずとも、何に滾っているかくらいは感じてほしい、ゴメン。でも正直ハマってほしいと思ってる。

2025年、ロイヨブおよびヨブ・トリューニヒトに狂わされた想定外すぎる一年でしたが、私は元気です。おいでよ、ロイヨブの森。