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万年青
2025-12-13 09:08:44
3096文字
Public
ポケ擬
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自ポケ擬(温泉回)
うちの子達がわちゃわちゃしてるだけ
1
2
3
男湯
「うわ〜!広いお風呂ですよ!
ドラマルさん!」
「うむ。
…
あまり走り回るなよ。
転ぶと危ないから。」
温泉にはしゃぐエレを
そっとたしなめるドラマル。
「そういえば、ミスティオ君と
セリウスさんは?」
「セリウスとミスティオは、
ラルグを休ませてから来るらしい。」
「あぁ~。かなり顔が
赤くなってましたもんね。」
「強くないのに飲みすぎるからだ。」
やれやれといった様子の2人。
「エレ、拙者は打たせ湯の所にいるからな。
何かあったらそこに来い。」
「分かりました!」
脱衣所にて
ラルグの介抱を終えてやってきた
ミスティオとセリウス。
どうしていいか分からず
立ち尽くしているミスティオに、
セリウスが優しく声をかける。
「ミスティオ君、
もしかして温泉は初めてですか?」
「
…
(コクコクと頷く)」
「ここで服を脱いでから、
あそこの扉を開けて中に入るんです。」
そう言いながら、脱衣所の籠と扉を
交互に指さす。
「中に入ったら、掛け湯をしてから
湯船に浸かりましょうね。」
「
……
掛けユ?」
「体を清潔したり、温泉の温度や
成分等に体を慣らすために
お湯を掛けることです。」
「
…
なるほド」
「説明だけだと分かりづらいですよね。
服を脱いで中に入りましょうか。」
2人は服を脱いで浴室に向かう。
セリウスに言われた通り、
掛け湯を済ませると
湯船にいたエレがやってきた。
「セリウスさん、ミスティオ君!
あっちに大きなお風呂がありますよ!」
そう言いながら、2人を案内するエレ。
3人で浸かって暫くすると、
隣が騒がしくなってきた。
「
……
(隣との仕切りである竹垣を見る)」
「何かあったんでしょうか?」
「声の感じからすると、ルミアさんと
ラックさんが何かしたようですね。
ラックさんがしようとしたことは
何となく察しが付きますが
…
まさかルミアさんまで
…
」
「大丈夫でしょうか?」
「向こうには、ミズハさんやランカさんが
居ますから恐らく大丈夫でしょう。」
「
……
(向こうにクソババア達が
…
)」
2人の会話を聞いていたミスティオは、
徐々に顔が赤くなり意識が遠のいていく。
「あっ!!セリウスさん!ミスティオ君が!」
エレが指さす方を向くと、
ミスティオが湯船の底に沈んでいた。
「ミスティオ君?!」
セリウスは、慌ててミスティオを
抱え上げる。
「大丈夫ですか?!」
ペチペチとミスティオの頬を叩くと、
目を開けた。
「
…
だ、大丈
…
夫
…
」
「ミスティオ君、顔が真っ赤ですよ!」
「のぼせたのかもしれません。
エレ君、水に濡らしたタオルを
持ってきてくれますか?」
「分かりました!」
エレが持ってきたタオルを
ミスティオの頭に乗せながら、
脱衣所に向かうセリウス。
「脱衣所でミスティオ君の手当てをします。
エレ君たちは、好きなタイミングで
上がってください。」
「分かりました!」
エレは、掛け湯にいるドラマルのもとへ
向かい、事情を説明する。
「
…
そうか。拙者はまだいるつもりだが、
エレはどうする?」
「僕は、もう少しだけ温もってから
上がります。」
「承知した。」
打たせ湯から動く気配のないドラマルを
横目に、エレは広い湯船に向かう。
脱衣所
長椅子に横たえられたミスティオ。
頭と足元には冷たいタオルが置かれている。
「大丈夫ですか?
初めての温泉でしたからね。
気にすることはありませんよ。」
既に着替えを済ませたセリウスが、
優しく告げる。
「
……
ありがとウ。」
お礼を言いながら、ゆっくりと起き上がる。
「取り敢えずは、大丈夫そうですね。
飲み物を持ってくるので、
着替えて待っていてください。」
「
……
(頷く)」
セリウスが脱衣所を出てから
着替え始める。
湯船で倒れた真相は、
絶対に言えないミスティオであった。
おまけの休憩室
「ゴーゴー
…
ま、まだ飲めるぞ
…
俺は
…
ガーガー」
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