Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
あかまる
2025-12-06 17:37:55
4287文字
Public
Clear cache
マヒ主ドルパロ掌編再掲(LoveSongは終演に)
原作:クラウディオ〈改〉(@c1aud10_3)
ノベライズ:あかまる(@UHn2r819239)
1
2
3
4
5
6
7
★ドルパロ$6 『男にモテる男』
謎のデュオアイドル、“BRO”と“MC”。まだ駆け出しの彼らにはライブ後の握手会場で接触することが出来る。
バイト帰り。エナジードリンクをあおると、きらびやかな街頭モニターに目が釘付けになった。輝く笑顔で踊る女性が自分に笑いかけたように見え、世界から雑音が消えた。それからどう帰ったのか覚えていない。ただスマホには握手会チケットつきCDの購入履歴だけが残っていた。
当日、物販で買ったMCのタオルを首にかけてチケットを手に列に並ぶ。周りは女性ファンが大半で、次が僕の番だ。緊張でぶるりと震える。
真っ先に見えたのはBROだった。女性ファンたちが嬉しそうに大きな手に握手してもらっている。僕もおずおずと手を差し出す。
「初めまして! いつもテレビで
——
」
差し出した手が思いのほか強い力でガシィッと握られる。他の女の子に向ける笑顔と違って妙に圧がある笑み。
「MCのこと、応援してくれてありがとな」
「ヒェ
……
? あ、タオルが
……
」
最後にグッと力を入れられて、解放されたときには手が痺れていた。
次は待望のMC。なのに横からの押し潰されそうな圧に晒されて、差し出した手が震える。その手をそっと柔らかい両手が包み込んだ。
「来てくれてありがとう!」
テレビで見たままの輝かしい笑顔に、一瞬で圧が吹き飛んでいった。ここだけ清涼な風が吹いているようだ。天使か。
ほんの数秒間の握手を終えて、夢見心地で通路を歩きながら思う。
「BRO
……
あんた、全世界の男を敵に回しても、彼女を守ってんのか
……
カッコイイ」
次はBROとMCのペアグッズを買おうと、僕は固く心に誓った。
1
2
3
4
5
6
7
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color